昔から、なんとなく思っていたこと。

 

“老いていく” ということ。

 

ある時点に至った「老人」って

どの人もみんな似ている。

 

しわ、白髪、禿頭、遠視・・・

角が取れて

だんだん、丸くなっていく。

 

 

男性も女性もあまり変わらない。

 

「赤ちゃん」みたいになっていく。

“生まれた時の姿” のように・・・

(赤ちゃんもみんな似ているねニヤリ

 

 

赤薔薇

 

 

個性が薄れていく。

 

 

「声」もそう。

やがて筋力が落ちて、

特定するのが難しいくらい。

 

男声

女声

 

声ってその人固有のものだけど

でもそれが、歌声(響き・音)となると

みんな似ているなあ。

 

 

赤薔薇

 

 

「男性」と「女性」

「赤子」と「老人」

 

それから

 

「生」と「死」

 

人生で最も大切なこと。

 

 

生まれて、成長して

やがて老いて(肉体が)死ぬ

という変化の過程。

 

神さまはいったい

何を “表現” されているのかな。

 

そんなところに私は、

神秘を感じるのでした。

 

 

 

 

古楽器「ヴィオラ・ダ・ガンバ」を復活させ、

自ら演奏し、指揮を執ることで知られる

Jordi Savall(ジョルディ・サバール)さんの

素敵なコンチェルトから

 

マルカントワーヌ・シャルパンティエ作曲の

ミサ曲『スターバト・マーテル』です。

 

 

たまには心静かに、美しい(魂の)音色に

耳を傾けてみては如何でしょうか・・・

 

°◌‧˳(´ ˘  ˋ꒪)໒꒱.✧ˈ‧˚⁺

 

 

Marc-Antoine Charpentier

“Stabat Mater”


Charpentier: Stabat Mater pour des religieuses 

- Part 1


Charpentier: Stabat Mater pour des religieuses 

- Part 2

 

 

Marc Antoine Charpentier: Messe et Motets pour la Vierge

 - Jordi Savall, Le Concert des Nations

 

 

 

ヒヨコ