いつもありがとうございます。
山田艶生です。
「桜の樹の下には屍体が埋まってゐる。」
梶井基次郎の短編の書き出し。
私は、桜が怖いのだ。
美しさと刹那が同居していて
「生の美」(なまのびと読みたい)が、私の目の前にある。
ただそれだけなのに
葉脈をたどり樹の下の土の中から駆け上がるエネルギー。
凄まじい。
東京オリンピックのチーフエグゼクティブ クリエイティブ ディレクター(長っ)に
就任された野村萬斎氏の
「鎮魂と再生」を思い出さずには居られない。
鎮魂とは、
死者に向けられたものではなく、
生きている者に心の平安を幸いを得ることが出来るように願う
との意味とも聞く。
魂の希むままに....
鎮め、自分を見つめて、再生させよう。
私は、生きている者に与えられたこの世を愉しむ最高の方法が、
魂の喜ぶ生き生きとした自分になることだと
信じている。
千鳥ヶ淵の桜に明日、
またお目にかかろう。
お読みくださって
ありがとうございます。
感謝。。。