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ゴミや不用品を集める。それには許可が必要ですが、ゴミの種類によって許可の種類もわかれています。みなさんから見ると、とてもわかりにくい制度です。そこを上手く利用して、違法業者がはびこっているのが現状です。少し難しいですが、まずは、その仕組みについてまとめますので、気になる方は、ぜひご一読ください!

●一般廃棄物の許可
市町村ごとに発行されます。
この許可を所持している会社だけが、ご家庭からでる粗大ごみ、不用品、廃品を回収することができます。
認可を取得するためのハードルが非常に高く、ごみ処理業界の国家資格のようなものです。
この資格を持っている会社は絶対安心です、なぜなら、違法なことをすると、この資格はすぐに剥奪されてしまうからです。
そして、もう二度と一般廃棄物の許可を取得することはできません。

●産業廃棄物の許可
産業廃棄物の許可は、企業や工場からでる廃棄物、例えば、木材、プラスチック、泥、鉄などを収集するための許可です。
回収するときは、「マニフェスト」という書類を発行して、違法に投棄することがないよう、行政が徹底管理します。
みなさまのポストに入るチラシを見てください。またホームページで検索した会社を調べてみてください。
産業廃棄物の許可だけの会社がたくさんありませんか?
なぜなら、この許可はとても簡単に取得できるからです。申請すれば、ほぼ取得できます。
だから、違法業者でも、産業廃棄物の許可は持っています。
簡単に取得できるから、違法なことをしても、また新たな名前で営業を始めることができる。それが、違法業者が世にはびこる原因です。産業廃棄物の許可で家庭のゴミは回収できません!
絶対にだまされないで下さい!

●古物商の許可
警察が発行する許可です。
この許可は買取をするための許可です。価値のある美術品や骨とう品を買い取るという許可で、この許可も申請すれば、ほぼ取得できます。
これも、家庭のゴミを集めるための許可とは関係がありません。
違法業者でも簡単に取得できるので気を付けてください!