10月31日、伊吹山に登りに行きました。JR近江長岡駅からバスに乗って、登山口の三ノ宮神社へ。
登山者カードに記入して、いざ出発!
登山口から山頂まで標高差1160mを登ります。日本の名急登100にも選ばれたハードなルートです。
だいたい標高140メートル登る毎に何合目かを示す標札が立てられているので、とても励みになります。
三合目には、立派なトイレがあります。山頂は、まだ遥か彼方。
四合目。
結構すんなりと五合目まで登ってきました。
六合目付近の避難小屋の前で、ちょっと休憩。風が強くなってきたので、フリースの上からウインドシェルを羽織りました。
六合目。
このあたりから、つづら折りの急登になってきます。
ふと、目をやると岩の上にお堂が建っていました。行導(平等)岩と呼ばれていて、多くの僧が修行したそうです。伊吹山は、昔から修験の山だったんですね。
八合目。ここまで来ると山頂は、もうすぐです。
ついに山頂に到着!2時間10分ほどで登ることができました。普段トレランで鍛えているおかげかな?山頂には、山小屋(夏期のみ営業)や売店、公衆便所もあり、なかなか賑やかです。その中で、目を引くのが、この日本武尊像。古事記や日本書紀によると、東征の帰りに日本武尊は、伊吹山の荒神を退治しようとします。しかし、大蛇(大猪)と化した荒神が降らす氷雨に苦しめられ、それが原因で命を落としたそうです。
山頂からは、360度の大展望が広がっていました。あいにくの曇り空でしたが、天気が良ければ白山や日本アルプスまで見えるそうです。
東を見れば山の向こうに濃尾平野が広がっていました。ここから先は、もう中部地方なんですね。
せっかくなので、山頂周回コースを歩いてみました。
関ヶ原から伊吹山頂までドライブウェイが走っています。どうやら紅葉は、岐阜側の方がきれいなようです。
遊歩道を一周して、山頂に戻ってきて記念写真。15座目の百名山です。
山頂から琵琶湖を好きなだけ眺めた後、下山することにしました。
下りの途中、徳蔵山周辺のススキが見事でした。下山後、バスでJR長浜駅に行って、電車に乗り換えてJR彦根駅で下車。彦根城近くのホテルで1泊しました。明日は、彦根城を見物しようと思います。次回に続く。