春彼岸 春分日 十一面観世音菩薩御縁日 | 慈門院の御嶽 烏和尚さんのブログ

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御嶽神蓮講 慈門院、大祥院の御嶽行者の先達
烏和尚の日々の思うがままのつぶやきです!

変な雨…

今、降っている雨のような…

霙では無いね…

雨が霙になる寸前の状態のような…

墨染めの衣に今日の雨が掛かると…

なんとも経験した見たことも無い状態の雨粒が

違和感を感じる雨です。

とにかく寒いですね…


今日は春分の日

春彼岸の御中日です。

午前中に、お世話人様の御信者様が御迎えお地蔵様、普寛様の御宝前へ

春彼岸御中日の御団子等を御供してくださいました。

お施主様から春彼岸会の御供養の御依頼を受けています諸精霊様へ

光明真言をお唱えして御回向申し上げ、また、お施餓鬼供養を修して追善菩提を供養申し上げました。

今日は十一面観世音菩薩様の御縁日です。

三月二十日の御縁日は

母上の里の十一面観世音菩薩様のお祭りの日です。

十一面観世音菩薩様の秘供を修して

仏恩に感謝申し上げ

皆様の安全御守護を祈誓申し上げました。

今日はお彼岸なので

少し思い出の話を。

この十一面観世音菩薩様のお黄金に耀く御姿を拙僧、小学二年生の初夢にみて

幼きも自分の背負うべき宿命の定めような

子供ながらに覚悟をして

今の、この道を歩み続けています。

小学二年生

観音様の初夢以来、学校に行く前

仏壇に御灯明を灯しお線香を焚いて般若心経を読誦しての通学です。

あの頃、母は食堂をしていました。

不思議に毎朝、御灯明に火を灯すとローソク一対に龍が巻いてあるのが見えて

その二体の龍が教えてくれるのです。

母のその日の売上を。

お参りが終わり、母に、その日の売上の金額を言ってから家を出ていました(笑)

はじめは、母は

「変なことを言うなっ!!

何で、そんな事が解るの?」

叱られました(笑)

拙僧は

「だって、仏様を拝んでいるとローソクに二つの龍が教えてくれるんだよ!」

って。

その金額が、その通りなのです(笑)

母の里の家系は代々、天台系の修験の祈祷寺です。拙僧の母方の祖父は成田山の不動行者、

祖母は筮竹を捌いていた易者です。

そんなこんなで育っていた母は拙僧の毎朝の売上判断、だんだんと普通に成ってました(笑)

この頃から

小学二年生の拙僧は

両親の知合いや食堂のお客様、同級生等の

顔をみると

これから起こる災難事や問題事が

なんにもしてなくてもテレビの映像のように見えて聴こえてました(笑)

拙僧は普通に、みんなそうなんだろうと思っていたし、見えている映像のテレビのような内容を良くも悪くも無邪気に喋ってました。

それが、その通りに成るのです。

両親に物凄く

怒られました。

言われた方々からは気持ち悪く思われてました。

変な子供でしたね(笑)

小学三年生からは

他人様の大人の相談事を知らず知らずに

訪ねて来られて観ていました(笑)

世間からは

息子さんに神様が憑いたと。

あの頃の拙僧は

なんで?

みんなわからないのだろう?

見えてないのかなぁ?

あのテレビのような映像と声

見てればわかるさぁ

ってな感じでしたね。

そんな能力も

小学六年に不思議な御縁にて弟子についた師匠

真言宗 両部神道 東洋の諸占術の大家の大行者の御師匠様が身を誤る、道を踏み外す元になるとその能力は御神仏様へ御願申し上げ、御法にてお止めくださいました。

そこからが拙僧の行者としての本格的な修行のはじまりです。

また、同時に占術の勉強のはじまりです。

中学一年生では筮竹を握り算木を自由自在に

易経も暗記してましたね(笑)

両手の五本の指では九星を遁甲して繰ってました(笑)

お師匠様は中学生にも

解るように

今、思えば凄いんですね。

人相も実地で上手く教わりました。

ってゆうより

拙僧的には子供ながらに

普通であたり前の事でしかなかったですね。

おおっと

これから

毎日の行法です。

夜までかかるかなぁ(笑)

明日は

弘法大師様の新暦の正御影供です。

明日は弘法大師様へ

報恩感謝の真心にて

光明真言廿一遍以上(多ければ多い程良)

大師宝号 百八遍以上(多ければ多い程良)

御縁の皆様はお唱えしてください。

お大師様は

必ず

あなたを

お導きしてくださいます。

南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛

合掌