天王予備校 ウサ山先生の塾日記

天王予備校 ウサ山先生の塾日記

「中学受験は才能」「大学受験は性格」 
田舎の小さな塾ですが毎年東大・京大に合格者をだしています
2020年と2024年には東大(理Ⅲ)合格者が出ています。
スタッフも東大・京大卒です。英検1級ホルダーもいます。

全統共通テスト模試(河合塾)を既卒生が受験しています。

現役と違い全員「一定レベル以上の国公立志望(一般入試)」のため「どのコース」「どの科目」を考える必要がありません。

また理系が多く「理系フルスイング」で全力投球するのみです。

 

対して現役生はいろいろ考える必要があります。「指定校・学校推薦・一般入試」「数学は捨てる?」「社会の選択科目は?」このあたりで損得が生じるのでじっくり考える必要があります。

 

 

 

  一番大きな選択「指定校・学校推薦・一般入試」

一番最初にじっくり考えるべきなのはこの選択です。指定校は合法的に下駄をはかせてくれる制度で、実力的に偏差値10前後上の大学に手が届いたりします。

 

どんなことが毎年起こるかといえば・・・・・

 

(非常に真面目で何事にも全力投球のA君)

神戸大志望で共通テスト模試も7割後半~8割前後をキープしながら僅差で不合格になり一般入試で関関同立あたりに進むケース。文系なら1年浪人すれば京大に手が届くかもしれないような生徒さんです。

 

(キャピキャピ高校生活を楽しんだBさん)

定期テストはまじめに勉強するけど、一般入試は最初から考えておらず共通テスト模試数学は半分以下で総合得点率も6割前後。一般入試なら岡山大学でも不合格の成績ですが、何の問題もなく関関同立の指定校枠を獲得し私立高校であれば卒業式は1月ですから周りが必死に二次試験の勉強をしている中で優雅に自動車学校に通っていたりします。

 

 

 

  国公立志望者文系の場合の数学の扱い

文系の場合、二次試験で数学がなかったり共通テスト数学も不要というケースがあります。

 

帝大系でも大阪大学は「文学部・外国語学部」で二次試験科目で数学なしで受験することができます。今年追手前から阪大文学部に進んだY氏がこのタイプの受験でした。共通テストで数学は課されますが50点満点で、一次250点、二次400点の配点からすれば、数学が相当苦手でも浮かび上がることができます。

 

少しランクを下げれば二次試験で数学がない大学はたくさんあります。英語が非常にできる生徒さんであれば、少々数学が苦手であっても神戸大あたりまでは何とか合格していきます。

 

数学は仕上げるのに相当時間がかかる人の方が多数派です。数学に全力投球してしまい、努力で何とかなる英語の時間が少なくなり両方とも不本意な点数だったということは避けたいものです。

 

 

 

  国公立志望者社会の選択について

日本史とか世界史。教科書が厚いです。対して政経や倫理は教科書が薄いです(≒覚えることが少ない)。私立大の場合は歴史系で高得点というのはありだと思いますが、共通テストは知識を詰めこんでもなかなか高得点はとらせてくれません。

 

理系の生徒さんに以前は地理を勧めていましたが、最近は公民系を勧めています。一番暗記量が少ないのは倫理。現代文が得意であれば倫理は意外に高得点が可能です。どれくらい暗記量が少ないかですが、仮にルーズリーフに自分で暗記知識をまとめても10枚程度に収まるはずです。しっかりと一度理解したあとであれば模試の前に2~3時間見返すだけで覚えなおすことができるので、

暗記地獄の問題を少しだけでも軽減することができます。

 

中学入試の時は歴史が簡単だったから、そんな理由で日本史を取って地獄を見る子が毎年います。社会科選択も大きなポイントになるかと思います。

 

 

 

以上模試監督をしながら頭に浮かんだことを書いてみました。