2018年10月以降、復職してからのお話です。

仕事面は最初からフルタイムで勤務する体力が無く
50%程度の稼働からスタートし、徐々に増やして行きました。
2019年の年明け頃にフルタイム勤務ができるようになりました。
診察日、検査日と8月の入院以外で仕事を休むことはほとんど無く、
2019年末までは概ね順風満帆な日々でした。

・2019年3月
術後1年、PET-CTによる画像診断。
肝臓に怪しい影あり、MRI及び腹部エコーにて再検査。
かなり落胆しましたが、結果はクリア。
術後2年目も無事に迎えたいと思いました。

・2019年4月
腫瘍マーカーDUPAN-2の値が基準値(0~150)を超えて302でした。
術後、初めて腫瘍マーカーが基準値を超えました。
何やら不吉な予感でしたが、担当医曰く、
あまり気にせず経過観察して行きましょうとのこと。
しかしながら、不吉な予感は後に的中。

・2019年8月
勤務中に38度を超す発熱。早退して病院へ。
胆管炎との診断。1週間入院。
病室は4人部屋でしたが、特に問題行動を起こす方もおらず
それなりに快適に過ごしました。

・2019年10月
術後1年半、PET-CTによる画像診断。
担当医曰く、腹膜にちょっと気になる箇所があるが
80%は白だと思う。注意深く経過観察しましょうとのこと。
これはこれで、地味にメンタル消耗。
何を頑張ればいいのかわからず悩んでいました。

・2109年12月中旬
腫瘍マーカーDUPAN-2が右肩上がりに上昇し10000超え。
再発の可能性が高いとのことで検査ラッシュ。
PET-CT、胃カメラ、大腸内視鏡検査を実施。

・2019年12月下旬
同年最後の診察。主治医から各種検査結果の説明。
胃カメラ、大腸内視鏡検査の結果は異状なしだが、
ほぼ間違いなく腹膜播種でしょう。
早急に院内カンファレンスで協議するので、
その結果を踏まえて今後の治療方針を
次回の診察時に相談しましょうとのこと。

80%の白って何だったんだろう。
20%の黒を引いてしまうとは・・・。
これといった自覚症状は全くなく、普通に元気。
何かの間違いであって欲しい。
そう願うばかりでした。

こうして、順風満帆な日々は儚く終焉し、
辛い年末年始を過ごすことになりました。