2018年3月中旬。手術前日、当日の話です。

前日の話。

手術に備えて入院するわけですが、
この日のことはあまり良く覚えていません。
各種説明や歯科検診を受けたり、
昼食を最後に絶食し、下剤を服用したり、
わりと慌ただしかったように思います。

当日の手術直前の話。

ついに人生初の全身麻酔、開腹手術の日が来ました。
順調に行っても、8時間程度の大手術らしい。
まず最初に看護師(女性)によるへその掃除と下腹部の剃毛。
今思えば恥ずかしい感じだが、
当時はそんなことを思う余裕もなかった。
その後、手術用の着替え諸々、弾性ストッキング着用
手術室へと運ばれるのでした。

手術室(手術棟?)への入口前で妻子が待っておりました。
もしも何かあったらこれが最後になるかも知れないのに
何故か軽く手を振るだけの薄いリアクションで
終わらせてしまいました。
手を握りあって「父さん頑張るよ!」的な感じが良かったかも(笑)。
そうして麻酔をかけられ、あっという間に気を失うのでありました。

当日の手術直後の話。

「○○さーん、手術無事に終わりましたよー」みたいな感じで
スタッフが私を呼ぶ声で薄っすら目覚めました。
手を握って下さーい!足をバタバタ動かして下さーい!
問題なく指示通りに出来ました。
感覚的には数時間昼寝をしたような気分。
私が先ず最初に発した言葉は、「今何時ですか?」です。
19時過ぎですとの返事。
手術時間は10時間を超えており、
インオペは回避できたと安堵しました。

ICUへ運ばれ、妻子と上の妹と対面。
妹は昼過ぎからずっと妻子と家族控室で
待機していてくれたらしいです。感謝。

こうして無事に手術は終了しました。