前回、『ハンドメイドイベントに出展するなら、規模の大きなイベントがおすすめ!』という内容をお伝えしました。
ちょうどいいので今回は、ステップ4に進む前に、イベント出展に関することを書いておこうと思います。

 

初心者の方が大規模なイベントに出展するときに、

・前日までに何を準備すればいいか?
・名刺やショップカードは必要か?
・忘れやすい注意事項


などについて、まとめました。

 

※ちなみに『大規模なイベント』とは、『ヨコハマハンドメイドマルシェ』や『クリエイターズマーケット』、『ハンドメイドインジャパンフェス』などなど、出展者1000人規模のイベントです。



ハンドメイドイベント出展で必要なものは?



初めてのイベント出展は、みんなわからないことだらけです。
ハンドメイド仲間がすでに身近にいるなら心強いですが、初出展する人のほとんどは、周りに親しいハンドメイド仲間がいない、一匹狼状態。
なかなか心細いですよね。

『初めてのイベント出展だから、準備万端で挑むぞ!』と、多くの人は力みがちかもしれません。
だからと言って、準備段階で足踏みしていてはもったいない!

 

実際に、初めて出展する方たちを見ていると、シンプルに準備してきている方がほとんどです。
ひとまず経験することが大切なので、初めてのイベントでは完璧にやろうと思わず、気張らずに出展してみましょう。

そう決めてしまえば、準備は意外に簡単です。



●前日までに準備するもの(最低限必要なもの)

 

・商品(値札をつけて)

 

何はなくとも一番大事なものが、もちろん作品です。
出展日数や出展スペースに応じて、必要な数を揃えます。

 

どのくらい用意すればいいのか見当がつきにくいところですが、私の場合は、当日使用するテーブルの面積に並べた量の、1.3倍くらいを目安にしています。(2日出展の場合)

『テーブルに並べた商品がすべて売り切れても、まだ3割分の在庫がある』くらいの量です。

 

初出展で売り切れることはほとんどないと思うので、それほどたくさん用意しなくても大丈夫。

1日だけの出展なら、テーブル一面分あれば十分です。


値札が見えにくいとか、付けていない方もたまに見かけますば、値札はついていた方が買われやすいです。

商品には値札をつけておきましょう。
また、傷つきやすいものや、直接触ると良くないものなどは、OPP袋(透明袋)などに入れておきましょう。

 

 

・大判の布

 


会場でレンタルできるテーブルは、脚が折り畳める、よくある事務テーブルです。

事務テーブル丸出しではちょっと格好悪いので、ブランドイメージに合った布などでテーブルを覆うのが通例。

 

ブランドイメージなんかまだ決まってないわ、という方は、シンプルに白い布でOK。
ついでに足元の荷物を隠すこともできるので、大判の布がおすすめです。

 

★さらに……二日連続出展の方は、もう一枚、大判の布を用意しましょう。

 

一日目の出展が終わった後、二日目の開場までは商品の上に布をかけておきます。

(高価は作品や貴重品だけ手元で管理して、あとは布をかけるだけで放置、が通例です。

商品が紛失したという話は聞かないので、基本的には心配しなくても大丈夫。)

 

商品が全部隠れるくらいのサイズが◎。

 

 


・お釣り



作品の価格に合わせて、五千円札と千円札と小銭をできるだけたっぷり用意しておきます。

私の場合はお釣りの用意が面倒なので、価格を100円単位で付けるようにしています。

そうすれば10円や50円のお釣りが要らないので、準備するのは100円と500円玉だけで済みます(´∀`)

もしも途中で足りなくなったときは、お客さんの波が途切れたときに席を離れて自動販売機やコンビニなどで、ささっと崩しましょう。

 

 

 

・袋




商品のサイズやイメージに合わせた袋を準備します。

袋のデザインにもオリジナリティーを発揮している作家さんも多いですが、袋って地味にお金がかかるんですよね。

 

でも、洒落た高価な袋を使わなくても大丈夫です!

 

ダイソーなどで手に入るシンプルなクラフトの紙袋などを使っている方もいらっしゃいますし、

シンプルな袋にヒモをつけて取っ手にしたり、手作りの消しゴムハンコをポンと押してブランドロゴを入れたりして、工夫している方も。


会場を半日歩き回るお客さんも多いので、大きめの商品の場合は持ち歩きやすいような取っ手がしっかりした袋に入れましょう。



●名刺やショップカードは必要か?

 



初めてのハンドメイドイベント出展で困るのが、名刺やショップカード。

結論から言うと、ショップカードはあったほうがいいですが、名刺はなくても大丈夫です。

(ショップカードや名刺の作成やその周辺の事情については、別の記事で詳しくご紹介しますね。)

ショップカードについては、興味を持ってくれたお客さんから「ショップカードありますか?」とか「普段はどこで買えますか?」と聞かれたときに、さっと出せるので便利です。

名刺を渡すのは、雑貨屋さん、業者さんの方々がスカウトに来てくれたとき。
そういうときは「お取引できませんか?詳しくは後ほどメールでやりとりさせてください」ということになります。

そのときに、通常は『本名と屋号、メールアドレス』などが記載された名刺をお渡しするわけです。
でも名刺がなければ、ショップカードやメモ用紙で大丈夫。

連絡先や氏名なんかをその場で手書きします。(実際、私もしばらくそうしていました。)

とにかく必要な情報を伝えることができれば、必ずしも名刺がなければいけないわけではないんですよね。
ただ、お客さんにはその場でさっと渡せるものがあった方がいいので、ショップカードはできるだけ準備しましょう。




●イベント出展で忘れやすいもの

 

①テーブルと椅子のレンタル



規模の大きなイベントでは、申込み時に必ず販売用のテーブルと椅子を注文できるようになっています。
自分で準備してもいいのですが、配送サービスを利用するなり、手持ちで持ち込むことになるので、まあまあ面倒。

注文しておくと、ブースにあらかじめ用意しておいてくれるので、とっても楽ちんです。


ちなみにテーブルと椅子は、合わせて数千円からの有料。
たいていは一日出展でも二日出展でも、費用は同じです。


※当日レンタルは要注意

もし、事前申込みをうっかり忘れてしまった場合は、当日レンタルすることもできます。
ただし、事前予約よりレンタル費用が割高に。

以前、私が当日レンタルしたときはテーブルと椅子で5千円近くかかってしまいました。あいたたたー。
なので、レンタルしたい方は事前レンタルを忘れないように注意してください。


②出展者パス
 

もしかしたら私だけかもしれませんが、直前になって『出展者パスが見当たらない!』なんてこともあります。
出展者パスを紛失した場合、会場に入るために新たな出展者パスを購入しなければならないことも。

イベント出展は、ただでさえ高い出展費用がかかるので、余計な出費を増やさないことも大切です。




●まとめ


まとめると、事前に準備するものは、

 

①商品(作品)

②テーブルに掛ける布

③お釣り

④商品をお渡しするときの袋

⑤できればショップカード

 

そして、テーブルと椅子の事前レンタル、出展者パスを忘れずに!




さて、前編では初めてのイベント出展で最低限準備する物についてご紹介しました。
後編では、効果的な商品ディスプレイや、接客のコツについてご説明します。

お楽しみに!

 

 

 

ある程度お客さんに買って貰えるようになってきた人、もしくはまだまだこれからという人も、イベント出展はかなりおすすめです。 
なぜかというと、イベントでは直接お客さんの声が聴けるから。

普段はネット販売ばかりのハンドメイド作家にとって、すごく貴重なチャンスです。

 

ハンドメイドイベントに出店すると、それまで見えなかったことが見えてきたり、ハンドメイド仲間ができたり、楽しい情報をゲットできたり、いいことづくめなんです。

ただし、ハンドメイドイベントならなんでも良い、というわけではありません。おすすめは、大規模なハンドメイドイベントです。

 

出展するなら集客力のあるイベントがおすすめ!

 

ハンドメイドイベントには、地元の神社とか駅前でやっているような小さなものから、東京ビッグサイトなどのような大きな会場で行われるものまで、色々あります。

小さなイベントなら出展費用が安く、初心者でもハードルが低めですが、大きなイベントは出展料もまあまあ高め。

 

では、なぜか大きいイベントをおすすめするかというと、集客力があるからです。

ハンドメイドイベントで重要なのは、とにかく集客力!

 

集客力といっても、単に人が多いだけではあまり意味がありません。
神社や駅前、公園などで毎週のようにやっていて、入場料もかからない小さなイベントに来る人は、お客さんというより通りがかりの人ばかり。

人通りが多くても、ハンドメイド作家が作ったものに興味のない人がほとんどなので、全然見てもらえません。

 

それに対して、大規模なハンドメイドイベントの場合、来場している人はみんな入場料を払ってお買い物に来ているお客さんです。
年に数回しかない大きな祭典ということもあり、一日がかりで会場内をくまなく歩き回って、自分のアンテナに引っかかるものを探しています。

 

そこにいるお客さんは、ハンドメイドに理解と関心があり、そこでしか出会えないとわかっているので、意欲的に作品を見てくれますし、気に入ったらお買い物してくれます。 なので、お客さんが作品を真剣に選んだり、喜んだりする表情を見ることができ、作品のことを聞かれて説明する機会も多いのです。

 

さらに作家同士の交流も活発で、友人ができたり、お店の方や卸業者さんや、外国の方々からお取引やイベント出展のお誘いをもらったり、、とにかくたくさんの出会いがあるんですよね。

 

このような大規模なイベントの多くは、出展費用が一日1万5千円前後。

初心者にはハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、その分、作品づくりのモチベーションにつながりますし、長い目で見るとすごく有意義です。

 

 

◎代表的な関東のハンドメイドイベント

 
  • ヨコハマハンドメイドマルシェ

パシフィコ横浜で行われるイベント。2018年秋、出展者数は2130人(2040ブース)。来場者は18000人。

  • minneのハンドメイドマーケット

2019年はさいたまスーパーアリーナで開催。2日間で約1,700ブースが出展し、来場者は32,000人超。

  • ハンドメイドインジャパンフェス(HMJ)

東京ビッグサイトにて開催。 2019年の出展者数は2日間で約5,500人、来場者数は54,000人超。

  • デザインフェスタ

東京ビッグサイトにて開催。 一日約4,500ブース(予定) 、来場者15,000人(見込み)

  • Makuhari Handmade Festa (マクハリハンドメイドフェスタ)

幕張メッセで行われるイベント。 
2018年は約1,200ブースが出展、来場者数は約18,000人。

 

 

中だるみしている人、伸び悩んでいる人こそ、大規模なハンドメイドイベントに出展すべし!

 

ハンドメイド作家は、どちらかというと1人の作業が多く、孤独な日々を送りがち。 
ハンドメイドイベントにはお客さんはもちろん、出展者仲間も大勢います。

作品や何気ないやりとりから、たくさんの刺激とやる気をもらえます。

 

『向こうのブースは行列ができるほど売れてるけど、なんでそんなに人気があるんだろう?』とか、

『お隣さんのアクセサリーすごく素敵なのに、なんでお客さん少ないんだろう?』とか、

『うちのお客さんはシックな服装の人が多いな』とか、

小さな疑問や発見に出会うことで、創作のヒントに結びつくことも!

 

 

ちなみに。。

こういうハンドメイドイベントに一日だけ出展するなら、土日開催の場合、土曜日がおすすめ。

両日出展した人はみんな口をそろえて言うのですが、ほとんどの確率で日曜日は土曜日ほど活気がないんですよね。。

 

私自身の感触としても、毎回土曜日の方が断然売り上げが良い。

なので、初心者の方はぜひ土曜日に出展してみて!

 

 

 

 

ステップ2-1では、『注文が一つも入っていない状態から、どうやって売り上げに繋げるか』という話をしましたが、今回は『注文がコンスタントに入るようになるためにはどうすればいいか?』ということをお話したいと思います。

 

先に言ってしまいますが、注文がコンスタントに入るようにするために必要な条件は、『レビューが一定数ある』ということ。

①注文してもらうためにはレビューが大切!

当たり前のことかもしれませんが、レビューの有無(と内容)は売り上げに直結します。

お客さんはネットでハンドメイド品を買うわけですから、アマゾンや楽天市場なんかで注文するときよりも神経質になって当然だと思います。

 

ハンドメイドサイトで、お客さんが一瞬買おうかどうか迷ったとしますよね。ほとんどの人は、『画像で見る限りは魅力的だけど、実物を見て後悔しないかな?どんな人が作ってるかもわからないし。。』と不安を持ちます。

 

そんなときに頼りになるのが、レビュー欄に書かれた過去のお客さんからのコメントです。
『想像以上に素敵でした!』とか『メッセージや梱包がとても丁寧で、安心してお買い物できました。』というようなレビューが複数あれば、『ふむふむ、この作家さんは信頼できそうだな。作品も丁寧に作っているんだろうな。』などと想像できますよね。

 

②レビューをもらうのはハードルが高い。

レビューって、放っておいてもそう簡単には入りません。
レビューがまだ一つもないなら、なおさらです。

自分のレビューが一発目だとしたら、ちょっとプレッシャーですよね。だから入りにくい。

 

そもそも基本的に、レビューをくれる人ってそれほど多くありません。
注文をくれた人の中でレビューをくれる人は5割くらいかな、というのが私の印象です。(客層によって違うので、これはあくまで私の場合。)

 

例えば、ちょっと今時のアクセサリー作家さんなら、お客さんも積極的にトレンドを取り入れる社交的な人が多い。そういう場合、『かわいい!!』みたいな明るいレビューが入りやすかったりします。

 

逆にマニアック路線だと、匿名で買いたいお客さんや落ち着いたお客さんが多くてレビューが入りにくい、入ってもかなり大人しめ、という傾向もあったりします。

(ダイレクトメッセージの中ではすごいテンションで喜んでいただいているのがわかるのだけど、レビューみたいな公の場で証言してもらうのは難しいのだ(;´Д`)


ここはそれぞれのブランド、作家の宿命かなという気がしています。

ひとまず、そのへんは目をつぶっておいて、対策を考えましょう。

 

③ レビューをもらうにはどうしたらいいか?

黙っていてもレビューが入るなら考えなくていい問題ですが、なかなか入らないなら工夫しなければいけません。

 

お客さんは、なぜレビューを入れてくれるのか?

ということを考えてみるといいと思います。

 

はじめからレビューをくださるつもりの親切丁寧なお客さんもいらっしゃいますが、ほとんどの場合は、作品自体か、作家とのやり取りか、どこかに感動ポイントがあったから、レビューを入れてくれるのだと思います。

 

『感動』というと、ハードルが高く感じるかもしれませんが、ごく小さなことでいいんです。

メッセージの中の小さな気遣いとか、発送の早さとか、包装の可愛さとか、そういうところに、小さな感動ポイントが隠れています。

 

ここで、ポイントをまとめてみました。

  • 【メッセージと発送は素早く丁寧に】

受け取った商品を気に入るかどうか以前に、スムーズで気持ちのよい取引ができるかどうかは、お客さんにとって重要なポイントです。


まずはメッセージ上で安心してもらえるように、すばやく丁寧なやりとりを心掛けましょう。
お客さんから驚かれるくらいスピーディーに発送すると、なお良し。

 

  • 【友達にプレゼントを送るような気持ちでラッピングする】

特にラッピングを頼んでいないのに素敵にラッピングしてあると、梱包をほどくとき、プレゼントを貰ったみたいな気分になりますよね。


そういうちょっとしたサプライズが大切です。
商品そのものの価値や愛おしさも、梱包一つで変わります。

 

  • 【梱包時にメッセージを添える】

『ご注文ありがとうございます。』の定型文でも、最後に『気に入って頂けますように』『無事にお受け取り頂けましたでしょうか?』など付け加えるのがおすすめ。

 

控えめなメッセージですが、『気に入ったよ!』とお返事のようなレビューをくれる人も。

 

  • 【発送時にお願いする】

上の3つの方法でもなかなかレビューが入らないときは、ダイレクトに『今後の参考に、レビューを頂けたら嬉しいです』などとメッセージを送るのもアリだと思います。

 

ですが、あまり義務的になってしまうとお客さんの心理的な負担になってしまいますし、好意的なレビューも集まりにくくなるので、お願いするときの文章は『レビューをもらえたら嬉しいな。』くらいの気持ちであくまで控えめに

 

◎お客さんが自然にレビューしたくなる運営を

レビューのコメントは、作家の原動力や励みになるだけでなく、商品購入を迷っているお客さんの背中をそっと押してくれる、重要なもの。


まだレビューがついていない方も、これから増やしていきたい方も、発送やメッセージ、梱包などに気を配り、小さな感動、サプライズ、安心感を積み重ねていきましょう!

 

いざ、ハンドメイド販売サイトに登録しますよね。
『注文来るかな~』と首を長くして注文の知らせを待つわけですが、最初の注文は想像以上に難関です。

 

ハンドメイド販売サイトにはものすごい数のハンドメイド品が常に並んでいるので、商品を数件登録して放置しておいても、まず売れません。
たまたま検索にひっかかった人が数人見てくれればだいぶまし、という状態です。
 

『毎日3人に見てもらえれば、月に100人くらいには見てもらえるじゃん。そのうち一人には買ってもらえるんじゃないの?』と思う人もいるかもしれませんが、実はそうでもない。

 

イベントに出展したりするとわかりますが、目の前を300人通りすぎていっても1個も買ってもらえない、なんてことはザラです。。
 

とは言え、駆け出し作家のハンドメイド品でも買ってくれる人はちゃんといるので安心してください。
(私もそのうちの一人です。どうせお買い物するなら、すでに売れっ子の人より、駆け出し作家さんを発掘するのが楽しいと思う。)

 

何はともあれ、商品を販売するためには、まず自分の販売ページをできるだけ多くの人に見てもらうことが重要なんですね。

もっと言えば、フォロワー数を増やすことが大切です。

 


で、どうしたら多くの人に見てもらえて、フォロワー数を増やせるか?


方法は3つあります。

①コンスタントに新作を更新する。

これは基本の一つ目。
新作が上がるほど、新作一覧を覗く人の目に触れやすい。その上、全体の作品登録数が増えれば、検索にもヒットしやすくなり、必然的に人目につきやすくなります。

 

頻繁に新作が上がれば、それだけ活発に活動している印象を与えるので、お客さんの購買意欲も高まります。
できれば3日~1週間に一度を目安に新作を更新してみましょう。

 

②SNSで毎日写真を投稿する。

SNSで写真をアップするのも、まあまあ効果的です。

直接サイトの売り上げがアップするかどうかはさておき。。


お客さんから問い合わせが来たり、お店から委託や買取の依頼が来たりすることもあるので、窓口の一つとして持っておくのもアリです。

 

③ハンドメイドサイト内の特集ページなどにピックアップしてもらう。

minneやCreemaなどのハンドメイドサイトでは、よく季節ごとのテーマに沿って運営の人が選んだ作品がトップページや特集ページに並んだりします。
ここに載せてもらうことが、多くの人に見てもらい、注文を入りやすくするために一番効果的な方法です!

 

私も多いときは月に数回ピックアップしてもらうことがありますが、ピックアップの集客効果は常々感じています。
初めてピックアップされたときは、フォロワー数もお気に入りの数も面白いように増えました。

はじめは数十だったのがあっという間に数百、数日で千人突破、という感じででした。

 

ただ、これは自分の努力だけではどうにもなりませんよね。
でも、だからといって全然無理な話ではありません。


運営の人は、私たちのアップした作品をちゃんと見てくれています。
実際、新たに登録したばかりの人や作品数が少ない人でも、ピックアップされているのを結構見ますしね。

 

◎どうしたらピックアップしてもらえるか?

 

ピックアップされやすいのは、季節のイメージに合ったものや、画像が鮮明できれいに撮れているもの。(画像を撮る方法は、また別の機会に詳しく話したいと思います。)

 

さらに、これはおまけ程度のように感じますが、出品数が15作品以上あること、プロフィールや作品の説明がきちんと書かれていることも大切です。(実際、私は作品の説明をそれほど書きこんでいませんが、結構ピックアップされます。出展数が15個もない新人さんがピックアップされていることもよくあります。)


ただ、押さえておくポイントは、『季節感』、『トレンド』『画像の綺麗さ』の三点です。

これを押さえておけば、そして自信作なら、ピックアップされるのは時間の問題、と私は思っています。

 

 

つまり!

 

作品を売るために一番効果的な方法は、『①季節感を意識した新作を3日から1週間ごとに更新し、②写真を綺麗に撮る。そして余力があれば③SNSもついでに更新!』です。

(考えてみれば、この方法は駆け出しの人に限らず、ほとんどの人に当てはまると思う)

 

 

ハンドメイド作家になるための第一歩になるのが、ハンドメイド販売サイトへの登録です。

 

でもハンドメイド販売サイトというのはminne(ミンネ)、Creema(クリーマ)、iichi(イイチ)、ハンズギャラリーマーケット、BASE(ベース)などなど、いくつも選択肢があるので迷っちゃいますよね。

 

 

ネットで『ハンドメイドサイト おすすめ』とか『ハンドメイドサイト 比較』とか検索すると、ハンドメイド販売サイトを紹介、比較しておすすめしているサイトがたくさん出てきます。
そして、多くのサイトではminneをおすすめしています。

 

まずはミンネからスタート!

 

私も、ハンドメイド作家のスタートには、minneをおすすめします。
なぜなら、安価なものが売れやすく、集客力がダントツだから!
お客さんの絶対数が多いので、売れないかな~と思っていても、お手頃価格のものなら案外ポンと売れちゃったりします。

 

ハンドメイド作家になりたての人は、まず販売経験を積み重ねて、楽しさややりがいを実感することが大切。
そのためにも、まずはminneからスタートするのが鉄板だと思います。 
登録なんかももちろん簡単だしね。

 
 

ミンネが慣れたらクリーマ、イイチにも挑戦!

 

minneで少し慣れてきたら、ぜひ早いうちにCreemaやiichiにも挑戦してみましょう。
Creemaやiichiは、minneよりちょっと本格的なクリエイターが多い傾向です。

 

お客さんの年齢層がやや高く、値段の高いものでもよく売れます。

 

私の場合、初期の売り上げはminneが一番でしたが、今ではCreemaが一番売り上げています。

作風によってもサイトとの相性があるので、minneで慣れてきた頃に複数のサイトにチャレンジしてみることをおすすめします。

 

つまり!

 
これからハンドメイドサイトに挑戦する方は、まずはminneから。

ハンドメイド販売サイトを選ぶときの優先順位は、まず集客力。それから客層とサイトの雰囲気が自分の作風に合っているかどうかです。

一定期間やってみないとわからないので、minneに慣れてきたら複数のサイトに登録して、相性のいいサイトを探ってみましょう。

 

ちなみに、minneとCreemaは毎年大きなイベントを開催しています。

サイトに登録し、一定数の作品を登録しておくと、イベントに応募できるチャンスになるので、minneとCreemaを同時に登録する手もありですよ。

 

 

ハンドメイド作家って、ある日突然なるものではないので、自分がハンドメイド作家になった日を『何年の何月何日』と言える人は少ないと思います。
でもあえて言うなら、ハンドメイド販売サイトに登録した日がスタート日と言えるんでしょうか。

 

 

ちょっとドキドキしながらハンドメイド販売サイトに登録して、『注文が来た!』とか『今日は来ない…』とか、『やっぱりそんなに簡単じゃないんだなぁ』とか。

スタートを切って一喜一憂するのは、工房で修行した人も、手芸好きなお姉さんも、美大芸大出身者も、日曜大工のお父さんも、みんな同じ!

 

最初はみんな、ひとつひとつ手探りで、自信だってありません。

美大芸大出身なら、工房で修行している人なら、すぐに売れっ子になる、ということも全くありません。

むしろ、趣味で始めたのにビジネスセンスがあってとんとん拍子で人気者になった、という人の方が多いんじゃないでしょうか。

 

 

つまり!

 

どんな人もみんなスタート地点は同じ。やってみなければわからない!

 

それなのに、ハンドメイドサイトの登録そのものをためらっている人が、すごく多いんですよね。
ハンドメイドが好きな私の友人も、私が『ハンドメイドサイトで出店してみたら?』と提案してみるまで、一歩を踏み出せずにいました。

 

 

なぜかというと、

『自分の作ったものにお金を払ってもらっていいのかな?』

『そもそも、買ってくれる人なんているのかな?』

『発送作業とか面倒臭そう。。』

という漠然とした不安があるから。

 

それってすごくもったいない。

 

実際は、登録してもすぐに注文が入るわけではありません。

1人目、2人目、3人目の注文が入るまで、試行錯誤しながらサイトを作っていけばいいんです。

まずは始めてみること!これが大事。

 

 

ハンドメイドサイト登録、最初の一歩

 

始める前から難しく考えすぎると、なかなか踏み出せません。

まずは、とりあえずでいいので、スマホで作品の画像を撮って、出品してみましょう。

 

 

【1.スマホで写真を撮る】

 

撮影のコツについては、ハンドメイドサイトの登録画面上で詳しく紹介されています。

そちらを参考にして、手持ちのスマホで気軽に撮ってみましょう。

 

小さい作品なら、白い画用紙を置いて、その上でシンプルに撮るのがおすすめ。

かばんや大きいものなら、壁に立てかけて撮るだけでOK。

 

できれば、蛍光灯ではなく午前中の日光の下で撮るのがベストです。

 

ちなみに、、

私は小心者なので、ハンドメイドサイトに登録したばかりの頃、『実物より少し見劣りするくらいに撮る』という戦法をとっておりました。

商品が売れるかどうかということよりも、お客さんをガッカリさせないことの方が、私にとって重要だったんですよね。

それでも売れれば、お客さんの手元に届いたときに『画像よりイイじゃない』ということになるので、お客さんも私も嬉しいわけです。

でも、このやり方はおすすめしませんけどね。笑

 

 

 

【2.商品説明とプロフィールを登録】

 

次に、とりあえず商品説明やプロフィール欄を埋めます。

後々から少しずつブラッシュアップしていけばいいので、ひとまず登録を済ませることを目標にしてください。

 

他の作家さんの商品説明欄を参考に、シンプルに書きましょう。

商品説明欄には作品のサイズ、特徴、使用上の注意点、こだわったポイントなどが書いてあれば十分です。

 

 

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実績を積むまで自信が持てないのは当たり前。

でもたった一人のお客さんに買ってもらうだけで、不思議と自信が湧いてくるものです。

ゼロだった自信が1に増えると、それだけでモチベーションが上がります。

なので、1人目のお客さんに早く出会えるように、ぜひ前向きな気持ちでいてください。

 

ハンドメイドサイトの登録は、“ハンドメイド作家”の第一歩。
まずは登録しなくちゃね!

 

 

 

 

『ハンドメイド作家』って、いつから名乗れるの?

 


私にそんな資格ある?と思っている方も多いかもしれません。

『作家』なんて言うと物々しく聞こえてしまいますが、ハンドメイドを始めれば、みんなが『ハンドメイド作家』。

 

私自身も、イベントなどで「作家さんですか?」と聞かれれば、微妙に違和感を感じながらも、「そうです。」と答えてしまうわけです。

 

はじめはみんな、そんなふうに頼りないものなんだと思います。

その地盤をがっちり固めて一人前のハンドメイド作家になるためには、どうすればいいのでしょう?

 

どんなハンドメイド作家が一人前なのか?
ちょっと考えてみましょう。

 

 

…お客さんからお金を受け取った時点で一人前なのか?

 

…クオリティが工業製品並みに達したら一人前なのか?

 

…ハンドメイドだけで生活できるようになれば一人前なのか?

 

…◯年以上活動したら一人前なのか?

 

…百貨店でPOPUPをしたら一人前なのか?

 

…個展を開いたら一人前なのか?

 

 

こんなふうに、人によって『一人前』の基準は色々あると思います。

 

 

大切なのは、何がハンドメイド作家としての核になるかを、自分で決めておくこと。

 

 

 

5年間のハンドメイド作家活動の中で、私が大事にしてきたことは、『オリジナリティ』、『自分だけの世界観』です。

オリジナリティについては、いつも考えています。

 

ものづくりの本質って、みんなが求めるものを作ること、ではないと思うんでうよね。

考え方はみんなそれぞれ違っていていいと思いますが、私の中で、ものづくりとは『価値観の創造』なのかなという気がします。

通常は言葉や形にならない、自分の中にある価値観を実体化するような活動。

 

もちろん、いつも思い通りには実体化しませんが、そんなことの延長線上で、独自の世界観やオリジナリティが生まれるんじゃないか?と思うんですよね。

(オリジナリティについては、後々別の記事でも書くつもりです。)


『そこだけは崩さないぞ』と心に決めて、ものづくりを続けてきたおかげで、私のハンドメイド作家としての地盤は時間をかけて少ーしずつ熟成され、作家性のようなものが養われてきたように思います。

 

「これからハンドメイド作家を始めよう」
「まだハンドメイドを始めたばかり」
という方は、ぜひはじめのうちに、ハンドメイド作家としての核を自分の中で決めておきましょう。

 


一人前のハンドメイド作家になるための近道だと思います。

 

 

 

はじめまして!

まずは簡単に自己紹介から。


私は、ハンドメイド作家歴約5年の30代女性です。(2019年現在)

ネット販売のほか、百貨店やセレクトショップ、卸会社様、国内外のお店様とお取引させていただいています。

ハンドメイドの平均月収は現在20万円弱。(現在の内訳:ネット販売3割・買取or委託販売7割)

 

ハンドメイドをやる前は、某企業に勤務していましたが、無理がたたって体を壊し退職。
これからの人生が白紙に戻ったような気分でした。


その頃、何か始めなければ、とやってみたのが、昔趣味で少しだけ経験のあったアクセサリー作りでした。

ものづくりや手仕事はもともと好きでしたから、できることから色々やってみました。

 

そんなふうに始めたハンドメイドが、まさかお仕事になるなんて!

当初はもちろん、夢のまた夢でした。

 

でも現在は、ハンドメイドだけで家を借り、とても穏やかで、充実した毎日を送っています。

 

 

 

 

ハンドメイド業界を気に入った一番の理由は、美大芸大出身のお姉さんも、工房で長年修行してきたおじさんも、手芸好きの奥さんも、手先の器用なおばあさんも、絵を描くのが好きな高校生も、みんな同じ土俵にいて、共通した情熱を持っているところ。


ものづくりが好きという共通点のせいか、どこのイベントに行っても、いつも仲間意識があり、不思議なあたたかい空気を感じています。

 

楽しむことよりビジネス優先、という様子の人もいますが、みんなそれぞれ色んな方向からものづくりを一生懸命楽しんでいる。
お客さんの笑顔を見て、作った人も笑っている。


そんな世界が好きで、これが仕事になるなら、頑張る価値があるな、と思ったのです。

 

 

 

このブログを書く目的は、大まかに2つあります。


一つはハンドメイド業界やハンドメイドそのものに対する自分の考えを整理して、計画的に運営、今後の展開をしていくため。
もう一つは、ハンドメイド作家になりたい人、ハンドメイド業界に興味のある人をはじめ、私のようにハンドメイドを末永く仕事にしていきたい人の助けになるようなブログを作りたいから。

私がまだハンドメイドを始めたばかりの頃は、わからないことだらけでした。
今はハンドメイド作家に向けた書籍がちらほら出ていますが、本当に知りたい情報はまだまだ少ないように感じます。
ネットで検索してみてもヒットしないことが多く、試行錯誤に時間を費やした経験も多々あります。


ですから、現役のハンドメイド作家だから言える身の回りの困ったこと、それを乗り越える知恵、販売のコツ、日常のリアルな業務のこと、最近のハンドメイド業界の状況や取引のノウハウなどなど、幅広く共有しつつ、私自身も模索していこうと思います。

 

一人でも多くのハンドメイド作家が幸せなハンドメイドライフを送れますように!

 

 

 

P.S.

このブログは、ブランドイメージの心配などせず自由にありのままを書きたいと思いますので、屋号や作品、SNSなどは非公開とさせていただきます。ご了承くださいませ。

このことについては、記事に詳しく書いておりますので、そちらもよろしければご覧ください。