あらぎ島の田植を見に来て

その一週間後に再び和歌山にドライブ

 

まずは日本のアマルヒーと言われる

雑賀崎に行き

その後、道の駅・海南サクアスで昼食後

 

前回、来た時に気になった

所へと行く事にしましてん

 

そこは広川町にある

「いな村の火の館」

まずは「いな村の火」について

 

 

大雑把に説明すると

 

ここ広川町に住んでいた庄屋の「濱口梧陵」が

今から170年ほど前に起こった安政の地震発生時に

自分の田んぼの稲村(収穫した稲を乾燥の為に積み上げたもの)に火を放ち

高台の自分の家が火災になったと思った小作が

その家に詰めかけたために

その後に起こった津波に会わずに済んだとの

逸話がづっと語り継がれ

その事を記念し平成に成って

その庄屋を現代に残し

津波の防災記念館も平成に成って

作られた建物との事です

 

平成19年(2007年)に建てられたとの事

濵口家の家を残して記念館の入り口にしてた

 

 

早速入って見た

 

前半は昔の庄屋さんの家を展示

されててました

悟陵の息子は

有名な日本画家との事

 

濵口家の向こうに

津波防災センターが有ります

 

防災センターには

ミニチュアの津波シミュレーションが有ったり

当時の安政の大津波の時に

濱口梧陵がどのような行動をとったかや

その後に作った防波堤の事などが

時期ごとに表示されてました

 

阪神大震災から日本海東方寺地震や東日本大震災

最近でも能登地震からの津波の被害が沢山報告されて

 

時間が経つにつれて

忘れがちになる事も多いですが

時にはこのようなものを見て

思い出すんもたまに良いんではないでしょうか

 

こう思った見学でした

 

で、この「いな村の火」って

日本昔話にも漫画で出てたそうで

 

そんなん一つも知らず

ここに来て後に成って知り

勉強になりました