こんにちは。
【いま、目の前にある幸せに気づく香りづくり】を
モットーに自分らしく自然体で楽しく
よりよい生き方を歩めるよう
アロマを通してお伝えしています
金本照美と申します。
今回は最近の出来事とその時に
助けられた精油のお話をしたいと思います。
8月の終わりから色々あって
つい最近までなんだか自分がふわふわした
感覚で心ここにあらずみたいな
感じになっていました。
一年ぶりの父との再会
施設で暮らしていた私の父が１月に脳出血で
倒れ、連絡を受けて夜中に病院に
駆けつけたのですが
この時父を見たのが１年ぶり。
そしてすぐ入院となったのですが
病院はどこもコロナで面会中止。
久しぶりに会った娘の私の顔もすぐわからず
私は胸が締めつけられるような
とても切ない気持ちになりました。
それから病院を二度ほど変わり
８月の終わりに主治医の先生から
面会が１０分以内、２人までということで許され
主人と会いに行きました。
行ってみると数か月前に
ここに転院した時とは
全く違う様子になっていて
愕然としました。
私が話しかけると
まだ目を見て返事くらいならできていたのに．．．
父の死とペットの犬の手術
そして９月に父が亡くなり
葬儀を済ませた翌々日
今度は家族同然のペットの犬の様子が変！
ガタガタ震えて、これは尋常ではないと思い
すぐ病院に連れて行ってそのまま緊急手術。
子宮蓄膿症ということでした。
どちらも私の大切な家族。
犬はそのまま一晩入院して
翌日迎えに行くと元気な様子で
出てきたので一安心したのですが、
腰も悪いと言われ
ご飯よりも大好きな散歩を禁じられ
私はまた大きな不安に支配されてしまいました。
父においてはずっと
一人にさせてしまい
最後の時も一人で
逝かせてしまったという
申し訳ないという気持ちや
罪悪感みたいなものがあふれてきて．．．
もうなんだか自分が変になりそうで
パニックになりそうな予感がしたので
とっさにその場から離れて
一度外の空気を吸って少し落ち着いてから
ベッドに入りました。
精油のおかげで
そんな時、私はアロマの力を借ります。
この時は迷わずラベンダーとオレンジの精油を
ティッシュに垂らして枕元に置いて寝ました。
いつ眠りに入ったかは
記憶にないですが
夜中に一度も起きず
朝まで寝むれたので
次の日また普通に過ごすことができました。
父のこともコロナで仕方なかったし
やれることはやった。
父もきっとわかってくれていると思う。
と考え直すことができて、自分自身のことながら
ホッとしました。
（あのまま自分を責めたままだと
またパニックがおこるような気がして不安でした）
眠りにつくときに使用した
ラベンダーとオレンジですが
アロマの世界では
王道ともいわれる精油です。
私は少し前まで、
あまのじゃくな性格なのか
アロマといえばラベンダーと言われる
ラベンダーをあえてあまり使わなかった
（香りもあまり好きではなかった）のに
今回は迷わずラベンダーを選び
そしてとても良い香りに感じました。
不安とざわざわしていた気持ち
そして生前父をあまりよく思ってなかった私が
父のことを受け入れることができたから
王道といわれることの多いラベンダーを
心地よく感じられたのかもしれませんね。
香りは脳の中の大脳辺縁系に情報を伝えます。
ここは人間の本能や記憶を司る場所といわれ
快・不快を瞬時に判断します。
そして潜在意識の中に眠る本当の願望
それに伴う感覚や感情を気づかせてくれます。
ラベンダー精油の学名 Lavandula angustifolia
にもあるLavaは「洗う」という意味があります。
きっと、私の、
父を一人ぼっちで
逝かせてしまったという
罪悪感を洗い流してくれたのかもしれません。
そして私も無意識にそのラベンダー精油の
メッセージを必要としたのでしょう。
今回私はティッシュに精油を垂らしただけですが
それで十分です。
ティッシュにつけた精油が直接家具などについて
家具など傷めないようにさえ気をつければ
香りがなくなればポイッと捨てればいいだけですから。
これからも私自身の体験や
思いをアロマを通して
お伝えしていこうと思います。
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