上の子が中学入学のタイミングで転勤、

そのまま3年間を過ごして高校受験した我が家。

転勤族の高校受験について、思ったことを残しておきます!

 

今回は「内申点」についてです。

 

内申点はやっぱり大切!どうすれば上がるの?

 
公立高校を受験する場合、大切になってくるのが「内申点」です。
 
内申点とは通知表(成績表)の各教科の点数を合計したものですが、
「受験に使われるのがいつの内申点か?」
というのは都道府県によって違います。
 
私が住んでいる県は、
「中3の1学期と2学期の積算評定(9教科)」
が、高校受験に使う内申点でした。
 
つまり、中2までひどい成績でも、一念発起して中3から頑張れば上がる可能性があるということです…!
 
逆に、中1から3年間の成績が高校入試に影響する県もありますよね。
まずは、お住まいの都道府県の内申制度を調べておくといいですね。
 

内申点を上げるためにはどうする?塾からのアドバイス

娘は中2の3学期の時点で内申38でした。
 
4の中に5がちらほら、体育が3…というイメージです。
 
塾の面談では、
「現在の志望校に合格するなら、内申40は欲しい。」
「3年生の1~2学期はとにかく内申を上げることに専念しましょう」
と言われていました滝汗
 
…でも、どうやったら内申は上がるの??
 
塾からもらったアドバイスは以下のとおり。

  • 定期テストは満点目指して勉強する
  • 提出物は必ず出す
  • 出すだけじゃなくて工夫する(まとめ方、やり直しなど)
  • 先生の目を見て授業を受ける
  • 先生の言うことにうなずいたり、笑ったりとリアクションする
  • 体育は誰よりも早くグラウンドに出て準備する


…思春期には難しすぎるやつ!!!(特に後半)

 

塾の先生曰く、

「学校の先生も人間。

頑張っている生徒には、いい成績をつけてやりたくなるもの。」

 

「先生へのやる気アピールは有効」

 

「目的のためには、とにかくやるべし」

とのことでした。

 

 

娘は微妙な顔で聞いていましたが、定期テストを頑張ること、提出物をきちんと出すことはやっていたようです。

あと、苦手な体育の実技もめちゃくちゃ頑張ったみたい。

 

その努力は体育の先生も認めてくれて

「よく頑張ったね、先生感動した!」

と言ってくださったそうな。

 

でも、こそっと

「実は、体育は実技重視。

頑張りは十分伝わっているけど、4はあげられないかも」

 

って言われたらしい笑

 

まぁ、そうですよね…

実技は得意不得意がモロに成績に反映されますよね。

 

その結果…

中3の1学期の成績は…39!

おしい!

 

3年生になると、周りの子も急に頑張り出します。

定期テストは娘も頑張って過去最高点を更新したものの、順位は変わらずゲッソリ

 

むしろ、それまで全然上位層にいなかった子が、急に10番以内にランクインしたりしたようです。

2年生まで熱心ではなかった子がやる気を出すと、急激に伸びるということがあるみたいですねゲッソリ

 

結局、内申点はどうなった?

夏休みが終わり、いよいよ勝負の2学期!
しかし、ここで落とし穴(?)がチーン
大事な中間テストで、10番以上も順位を下げてしまったのです…
 
その理由は英検。
中間テストの直前に英検2級を受けたため、テスト勉強の時間が短めになってしまったのです滝汗
 
娘の行きたい高校は、英検2級が推薦要件のひとつでした。
娘としては推薦も視野に入れていたので、こんな微妙な時期に受けたのですね滝汗
 
しかし結果として推薦入試制度は利用しませんでした。
 
…今思えば、このタイミングで英検を受けたのは失敗ですよね滝汗
 
親も一応止めたのですが本人がどうしてもと聞かず…
まぁ、自分で決めたことなので後悔はなさそうでした笑い泣き
 
その後の期末テストは気を取り直して頑張り、普段通りの成績でした。
とはいえ中間で失敗していますから、内申は下がっていても不思議ではありません。
39のままで維持できれば御の字、と思っていましたチーン
 

さぁ、入試に使う2学期の内申はどうなった…?

迎えた2学期の三者面談。
この席で、先生から入試に使う「2学期の内申」が伝えられることになっていました。ドキドキ。
 
面談で聞いた2学期の成績は40!!
 
…あれ??上がってる!?
なんで上がった???真顔
 
正直、耳を疑いました。
1学期よりも上がる要素が特にないからです!!
 
その場では「何の教科が上がったか」は教えてもらえませんでした。
終業式の日、持ち帰った通知表を見てみると…
4から5に評定が上がっていたのは担任の先生の教科!
 
上がる要素がなさそうな教科!!!笑い泣き笑い泣き笑い泣き
 
実技教科なのですが、普段からテストの得点率は8割程度。
今回の期末テストもそのくらいでした。
 
娘は
もちろん頑張ったけど、べつに得意な教科じゃないし…。
テストの点も普段と変わらない。
もしかして、今回成績上がったのは先生の温情かも…真顔
と言ってました。
 
真相は分かりませんが…
おまけで上げてもらえたなら、先生ありがとうございます!!笑い泣き
 

我が家の結論:先生とのコミュニケーションはやっぱり大切!!

この経験から思うのは、
「塾の先生が言っていた内申対策は、うちの場合は有効だった」ってこと。
 
授業態度でやる気をアピールするのは姑息な手段だと思われるかもしれませんが、
大人でも自然にやっていることですよね。
 
上司の話にうなずいたり、目を見て聞いたりといったリアクションをして「理解している」ことを伝える。
自分の努力を正当に評価してもらうために、報告・連絡・相談をこまめにする。
それと同じイメージです。
 
子ども本人が普段から先生としっかりコミュニケーションを取って、
 
「この高校に行きたい」
「勉強頑張ってます」
「英検受けます」
など、自分の状況を知ってもらうというのは重要だと思いました。
 
娘の感想としても、塾の先生のアドバイスは役に立ったみたいです凝視
 
できる限りで授業中のリアクションを増やしたら…
「わからないことある?」と気にかけてもらえたり、勉強法のアドバイスをもらえたりと、いろんな教科の先生とのコミュニケーションが増えたのだとか。
 
特に、苦手の数学では、それまで先生のことも苦手だった娘。
でも、授業態度を意識したら、先生との会話が増えて、雑談や質問も気軽にできるようになったそうです。
 
その結果、解ける問題も増えたので、数学がちょっと楽しみになったと言っていました。
 
 やる気アピール、やはり大事みたいですね。
…もっと早くやっておけば、もうちょっと内申上がったかも真顔
なんて、母は思ってしまいました。
 

おまけ:入学後に聞いた周りの子の内申点

入学後、クラスの子たちと「中学の内申いくつだった?」という話になったそうです。
 
クラスの半分ぐらいが推薦入試組だそうですが、
推薦入試で合格した子はほとんど44~45だったそうです滝汗スゲー
きっと推薦入試を受けても、落ちていたことでしょう。
そう思ったら、一般入試で受験したのは正解だったかも。
 
一般入試で入った子も、
娘より内申が低い子はほとんどいなかったんだとか滝汗
娘、合格できてよかったね…滝汗
 
以上、内申についての話でした~!