昨日の読売新聞にとてもいい記事が載っていました。
ひとつは、三浦綾子さんを偲んでつくられた「あなたはどこで」の歌の部分から始まって、
その歌を北海道のJRの車内で流すという内容でした。
塩狩峠の内容はよくご存知の方もおられるでしょうから、書きませんが、
同日14日の夕刊社会面に載っていた内容だそうですが、、小学生4人が踏み切りで倒れた女性を間一髪で
助け出し、表彰されている笑顔の写真。
確かに足のすくむような状態の中で、勇気を奮い起こし、
助け出した、その勇気には感服するしかありません。
前にも書きましたが、誰も人が見ていようと、見ていまいと、正しい判断をする人になりたいと思いますし、
いざ自分がそのような場面に直面したとき、正しい判断を下せるものになりたいと思うのです。
それは頭で考えるのではなく、人間の心にある善の良心部分が、
いかに発動するものとなれるかにかかっていると思うのです。
文章の最後に、「人間の本質は損得を離れた生き方にあこがれている」という文章でつづられていましたが、
まさに人間の心の本質は善であり、それに向かって生きようと努力しながら、
邪心と戦っている人間の現状をよく表した内容であったと思います。
人間の心はひとつなどです。