小学6年の時です


自然教室で、好きな工作をやっていい時間がありました

私が選んだキーホルダー作りコーナーには

なぜか二人しかいなくて

隣には名前の知らない女の子


とりあえずその子と一緒に

やることになりました

(Mちゃんとしておこう)

しばらく話していると

Mちゃんって変なんです


時々「~だよね。」と同意を求めても

無視されるのです


でも別に何事もなかったように

普通にまた

話しはじめるのです


でもまた、私の話をさえぎって

全然違うことを言い出したり


なんだか、一緒にいるのに

自分が無視されているような

悲しい気分でした


それから半年位して

ひどい、いじめ、があって

いじめられているのはMちゃんでした


違うクラスだったし

自然教室以来一度も話してなかったけれど

いじめっこの男の子たちは

わざわざMちゃんのクラスまで

「いじめるため」に

毎休み時間通うのです


とうとう先生達が

何か対策をしなくては

ということになったらしく

全クラスで

いじめはやめよう、という各担任の

お話があった後


みんなで

Mちゃんに謝ろう

という試みが行われたわけです


長い廊下の端っこに

Mちゃんが座っていて

その後ろにはMちゃんのお母さんと

担任の先生・・・


そこに

面会人みたいに

一人一人が立って

Mちゃんに「ごめんなさい」

というわけです


学年全員ですよ!

マンモス学校で

240人くらいいたのに

全員!


彼女のことをまったく知らない子だって

いただろうに・・・


私は・・・

「違うクラスで私が直接嫌な事を言ったりしたわけではないけど

Mちゃんがいじめられているのを知っていたし

止めなかった私も悪いと思います

ごめんなさい」


って言うしかないじゃないか。

大人たちの知恵って浅はかだなー

と思ったな、あの時は。

こんなことして

いじめがなくなるわけないのに。

って。


Mちゃんに必要だったのは

そんな態度してたら友達いなくなっちゃうよ

自分のことばっかりじゃなくて

人に気を使うことも考えて


ってビシッと言ってくれる

(本当の)友達だったのかも


私と同じように他の子も

「なんなの?、変な子」

と感じて、離れていったに違いないと


そして一人ぼっちになって

いじめに発展してしまったに違いないと

密かに推測していました


この話は今まで誰にも

したことなかったけれど

ふと、

大人になった今

思い出した


「いじめられる方も悪い」

という理論にはまったく賛成できないのだけど

私にとっては

今でも忘れられないくらい強烈に

考えさせられるエピソード

です