寒さと暑さと飢えと渇(かつ)えと
風と太陽の熱と虻(あぶ)と蛇(へび)と
これらすべてのものにうち勝って
犀(さい)の角(つの)のようにただ独り歩め
『ブッダのことば』より 中村元・訳/岩波文庫
地球の歩き方インド 05~06
地球の歩きかたインド に
このブッダの教えを載せるとは
そこらの編集者とは違う
教養の深さを感じます。
ただ、現代日本人の
日常生活では
この教えをじっくり考える機会は
なかなかない
寒さにも暑さにも文明の利器で
「耐える」ことなしに乗り越えられてしまうし
飢えや渇えからもだいぶ遠ざかってきたし
それでも
ぐっと染みるのは
何かの救いを求めているからだろうか