午前中ずっと東京マラソンを見ていた。

コンビニに行って、富山県射水中央図書館に第1集と写真集をメール便で送るついでに、

「はい、マラソンのお供」と、コンビニ・スイーツとお煎餅を買って家内に渡して一緒に観戦した。

市民マラソンの星、河内選手の失速は残念だったが、藤原新選手が皇帝と称されるエチオピアのゲブレシラシエに追いつき追い抜く展開は見ごたえがあった。

「マラソンには、ハングリー精神が必要なのかなあ・・・」

公務員ランナーや無職のランナーが、企業団ランナーを超える事態にそんな話になる。

「五輪、挑戦は終ってしまった」と河内選手はコメントしたということだが、

復興の象徴としても日本を元気つけるために行ってほしいところだが・・・

 藤原新は40キロを過ぎて、さらにペースを上げた。前を走る「皇帝」ゲブレシラシエの背中が大きくなってくる。迷わず抜き去り、キプロティチもとらえた。最後の2.195キロを出場選手中最速の6分41秒で走り、2位に浮上。五輪を夢見る無職のランナーがロンドン五輪切符をつかみ取った。
 アフリカ勢が最初の5キロを14分40秒前後のハイペースで飛び出したが、第2集団の後方で力をためた。25キロすぎで仕掛け、あとは一人旅。「全然きつくなかったし、40キロまでは持つ確信があった。(2時間)6分台を狙ったけど、きょうは合格」と笑った。
 拓大からJR東日本入り。2008年、2度目のマラソンとなったこの大会で2時間8分40秒をマーク。しかし、10年春に新環境を求めて所属チームを飛び出したのが苦労の始まりだった。マラソン成績は好不調の波が激しく両極端。スポンサー企業とのトラブルで安定収入が途絶え、無職の状況も長引き、「貯金を崩して」暮らす生活を強いられた。
 五輪どころか、競技続行すらどうなるか分からない状況から背水の陣で臨んだ今大会。1キロ2分58秒という世界の強豪並みのペースを設定して荒川河川敷を走り込んだ。「練習でもレース並みの負荷をかける川内流」だという。今月5日の香川丸亀国際ハーフで自己ベストを出し、自信をつけた。
 「強烈に意識してきた」ロンドン五輪。世界の強豪と渡り合う五輪の舞台が、新たな目標となった。

 藤原新は40キロを過ぎて、さらにペースを上げた。前を走る「皇帝」ゲブレシラシエの背中が大きくなってくる。迷わず抜き去り、キプロティチもとらえた。最後の2.195キロを出場選手中最速の6分41秒で走り、2位に浮上。五輪を夢見る無職のランナーがロンドン五輪切符をつかみ取った。
 アフリカ勢が最初の5キロを14分40秒前後のハイペースで飛び出したが、第2集団の後方で力をためた。25キロすぎで仕掛け、あとは一人旅。「全然きつくなかったし、40キロまでは持つ確信があった。(2時間)6分台を狙ったけど、きょうは合格」と笑った。
 拓大からJR東日本入り。2008年、2度目のマラソンとなったこの大会で2時間8分40秒をマーク。しかし、10年春に新環境を求めて所属チームを飛び出したのが苦労の始まりだった。マラソン成績は好不調の波が激しく両極端。スポンサー企業とのトラブルで安定収入が途絶え、無職の状況も長引き、「貯金を崩して」暮らす生活を強いられた。
 五輪どころか、競技続行すらどうなるか分からない状況から背水の陣で臨んだ今大会。1キロ2分58秒という世界の強豪並みのペースを設定して荒川河川敷を走り込んだ。「練習でもレース並みの負荷をかける川内流」だという。今月5日の香川丸亀国際ハーフで自己ベストを出し、自信をつけた。
 「強烈に意識してきた」ロンドン五輪。世界の強豪と渡り合う五輪の舞台が、新たな目標となった

 "公務員ランナー"の川内優輝(24)が注目された東京マラソンだったが、日本選手トップとなったのは、"無収入ランナーの藤原新(30)だった。

 

"無収入ランナー"藤原新 うれしい賞金400万円

 一昨年3月に駅伝中心の練習に疑問を感じJR東日本を退社。プロランナーに転向し健康用品の製造・販売会社と3年契約を結んだが、同社の経営難から給与が支払われなくなり、昨年秋、契約解除に。「収入もなく、どうしようかという状況だった」が、妻と1歳の長女を富山県に残し、単身で都内での練習を続けてきた。

 レース後に「賞金に目がくらんで必死だった」と冗談を交えて語ったが、うれしい2位の賞金400万円を獲得、五輪切符もほぼ手中にした。