第一回「北区の読書会」2部 開催しました
第一回「北区の読書会」2部 開催しました
続きまして2部の内容です。
1部(5月31日10:00~13:00)終了後、昼ご飯を食べて14:30~16:30で2部を開催です。
参加者は、私と妻と他1名の合計3名でした。
ご参加いただいた方本当にありがとうございます。
こんな何だかぽっと出てきた読書会の初会合に参加いただけるなんてうれしいこと限りなかったです。
感謝感謝です。
ありがとうございました。
さて、2部の内容ですが、ここでは各自が書籍の紹介を行ないました。
まずは、自己紹介。
私、妻、彼という順です。
氏名・職業・住居地だけ簡単に紹介です。
彼は横浜からわざわざ来てくれました。
SE管理の仕事をしているそうです。
すごい!
続いて、私から書籍の紹介です。
『ザ・ギフティッド』
この書籍を書いたのは、私の先輩の御子息です。
紹介した理由は、記述されている内容と先輩がシンクロするので、そうした経験を話せる書籍はなかなかないと思ったからです。
感銘を受けたのは、
0歳児から徹底的に大人言葉で話しかけること。
脳の回路を早いうちから作ってあげることができるのではないかということでした。
育児休暇を1年間取って、日常の出来事をただ笑っている子供に一方通行に話しまくっていたようです。
次に学校に通うようになって父親が重視したのは、よく物事を観察して、その内容を家族に説明できるような習慣をつけること。
観察は当ブログでも口が酸っぱくなるくらい話していることです。
他にも様々な仕掛けで天才が生まれていく過程を描いているこの書籍は、子育てをする人にとって示唆に富んだものになると思います。
とここまでが私の書籍紹介で、質疑応答に移ります。
■0歳からの知的早期教育を行いすぎて、子供らしさや情緒的な育成は行われているのか?
⇒書籍では知的教育の部分は書いてあるが情緒教育についてはあまり言及されていないからわからない。ただし、書いていないだけで、情緒的な部分の子育てをしていないわけではないと思う。さらに比率としては知的教育の方に偏っているかもしれない。
⇒赤ちゃん言葉をかけることは情緒に良い影響を与えると聞いている。そこから情緒的に問題が発生していくのではないか?
⇒天才は将来まで天才でいられるかどうかが重要。これからの彼がどうなっていくのかに興味がある。
続いて、彼からの書籍紹介です。
『わかりあえないことから』
16歳で自転車を使って世界26か国を旅し、大検に合格した平田オリザ大阪大学教授の書いたエッセイ。
帯にある3名がおススメしていたので良い本である可能性が高いと思って手にした本です。
「わかりあえない」のを前提としてコミュニケーションをするのが人間であるという考え。
日本のコミュニケーションのダブルバインドの問題点やこれからのコミュニケーションのあり方について言及されています。
コミュニケーションの問題は今に始まったことではなく、産業構造が変化したために表面に現れたに過ぎないのでは?と言っています。
コミュニケーションは慣れの問題でもあり、伝えたいという強い思いがコミュニケーションにつながると言及されています。
チンとレンジの表現の違いや「黙る」もコミュニケーションの一つであるのに、コミュニケーションの定義を限定しすぎているという日本の環境が存在しているそうです。
俳優の仕事は、役について研究してから演じるものであるそうで、演劇を自分でやってみたくなりました。
看護師と患者の例で、まず相手の言葉を受け止めるのが優秀な看護師であるそうです。
患者が「痛い」と言ったら「痛いのですね」と返答します。
患者が自分でもどうしようもないことがわかっている不平や不満を言ったら、その不平や不満をオウム返しの様に言って言葉を受け止め共感することが大切です。
とここまでが彼の書籍紹介で、質疑応答に移ります。
■コミュニケーションの問題だけでなく、ありとあらゆる問題は顕在化していなかっただけで昔から今と変わらず一定数存在していたのではないか?
⇒確かにそうした面もあるが、全ての問題がそうだとは限らない。例えば、原発問題は昔はなかった。
■ダブルバインドの問題もやはり産業構造の変化によって顕在化したものなのか?
⇒ダブルバインドは日本の会社などの権力者が都合よく言葉を使っているだけで、産業構造の変化によって顕在化したわけではない。
■優秀な看護師にはどうやってなれるのだろうか?
⇒身内や相性の良い人に対してならば自然と優秀な看護師になれるかもしれないが。。。
■優秀な看護師とは成熟したということか?
⇒自分のできる範囲で相手に尽くす、自分がつぶれない程度に相手のことを考えて行動できるということではないか。
■実際にはできるのにできないと言う人への対応はどうするのか?
⇒それについて今現在悩んでいる。8人の部下にどう対応するべきか?
続いて、妻からの書籍紹介です。
『誰も教えてくれなかった医者のかかり方完全マニュアル』
アトピーは、肌に信号を出さざるを得ないくらいの問題を心に抱えていることを表しています。
カウンセリングによって心の問題をひも解いていくことでアトピーを治すことができるのではないか?と言及しています。
身体の見方を西洋医学と東洋医学の両面から説明しています。
今の医療体制がこのままでいいのかと警鐘を与えています。
パーソナル医療コーディネーターであるおのころ心平。
アトピーで苦しむ人が二人いたら、二人ともに原因が同じであるとは限りません。個別の体質診断をする必要があると述べています。
医者はただの伴奏者であり、治すのは自分で、手助けをするに過ぎませんからそれを念頭に置きなさいと言っています。
態度の悪い医者にかかった場合、どうやってその医者とコミュニケーションをとるかを患者は考えていく必要があると言っています。
とここまでが妻の書籍紹介で、質疑応答に移ります。
■態度の悪い医者というのは町医者なのか?それとも生き死にに関わる癌の医者か?
⇒どちらかと言えば生き死にに関わる方だが、想定しているのは大学病院など大手の医者だろう。
ここまでで丸々2時間かかりました。
ここで打ち切って、彼に今回の読書会の感想を聞きました。
初めて読書会に参加してみたが、楽しかった。
コミュニケーションについての書籍を3人共にだしていたのが印象に残った。
また是非参加したいと思う。
という本当にありがたい言葉をいただきました。
私のこの書籍紹介型読書会の感想は、
■比較的深く書籍の内容に切り込めた。
■参加してくれた彼がとても誠実な人で書籍の内容をきちんと伝えようとしていた。
■1名でも参加してくれて本当によかった。
その後、1時間ばかり3人で色々と近況などを話し込んでました。
いつものように妻とファミレスで食事しながら、今日の反省会。
一応、妻からはとても良い読書会だと思うとお墨付きをもらいました。
ただ、今後の読書会は人数をさらに絞ります。
課題書籍型読書会は、上限3名にします。
私と妻を含めて5名まで。
書籍紹介型読書会は、上限4名にします。
私と妻を含めて6名まで。
今回やってみて、上記人数がこちらが想定した深い内容まで行うことのできる限界です。
また、妻からの提案で、書籍だけでなく、映画や音楽などのジャンルも書籍紹介型読書会で取り上げてもいいのではないかとなりました。
ただしあくまで読書会なので、必ず本は1冊紹介するものとし、それ以外で映画や音楽の紹介もOKという形にします。
次回の読書会に、ご興味のある方は是非ご参加お待ちしております。
続きまして2部の内容です。
1部(5月31日10:00~13:00)終了後、昼ご飯を食べて14:30~16:30で2部を開催です。
参加者は、私と妻と他1名の合計3名でした。
ご参加いただいた方本当にありがとうございます。
こんな何だかぽっと出てきた読書会の初会合に参加いただけるなんてうれしいこと限りなかったです。
感謝感謝です。
ありがとうございました。
さて、2部の内容ですが、ここでは各自が書籍の紹介を行ないました。
まずは、自己紹介。
私、妻、彼という順です。
氏名・職業・住居地だけ簡単に紹介です。
彼は横浜からわざわざ来てくれました。
SE管理の仕事をしているそうです。
すごい!
続いて、私から書籍の紹介です。
『ザ・ギフティッド』
- ザ・ギフティッド 14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法/扶桑社
- ¥1,404
- Amazon.co.jp
この書籍を書いたのは、私の先輩の御子息です。
紹介した理由は、記述されている内容と先輩がシンクロするので、そうした経験を話せる書籍はなかなかないと思ったからです。
感銘を受けたのは、
0歳児から徹底的に大人言葉で話しかけること。
脳の回路を早いうちから作ってあげることができるのではないかということでした。
育児休暇を1年間取って、日常の出来事をただ笑っている子供に一方通行に話しまくっていたようです。
次に学校に通うようになって父親が重視したのは、よく物事を観察して、その内容を家族に説明できるような習慣をつけること。
観察は当ブログでも口が酸っぱくなるくらい話していることです。
他にも様々な仕掛けで天才が生まれていく過程を描いているこの書籍は、子育てをする人にとって示唆に富んだものになると思います。
とここまでが私の書籍紹介で、質疑応答に移ります。
■0歳からの知的早期教育を行いすぎて、子供らしさや情緒的な育成は行われているのか?
⇒書籍では知的教育の部分は書いてあるが情緒教育についてはあまり言及されていないからわからない。ただし、書いていないだけで、情緒的な部分の子育てをしていないわけではないと思う。さらに比率としては知的教育の方に偏っているかもしれない。
⇒赤ちゃん言葉をかけることは情緒に良い影響を与えると聞いている。そこから情緒的に問題が発生していくのではないか?
⇒天才は将来まで天才でいられるかどうかが重要。これからの彼がどうなっていくのかに興味がある。
続いて、彼からの書籍紹介です。
『わかりあえないことから』
- わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)/講談社
- ¥799
- Amazon.co.jp
16歳で自転車を使って世界26か国を旅し、大検に合格した平田オリザ大阪大学教授の書いたエッセイ。
帯にある3名がおススメしていたので良い本である可能性が高いと思って手にした本です。
「わかりあえない」のを前提としてコミュニケーションをするのが人間であるという考え。
日本のコミュニケーションのダブルバインドの問題点やこれからのコミュニケーションのあり方について言及されています。
コミュニケーションの問題は今に始まったことではなく、産業構造が変化したために表面に現れたに過ぎないのでは?と言っています。
コミュニケーションは慣れの問題でもあり、伝えたいという強い思いがコミュニケーションにつながると言及されています。
チンとレンジの表現の違いや「黙る」もコミュニケーションの一つであるのに、コミュニケーションの定義を限定しすぎているという日本の環境が存在しているそうです。
俳優の仕事は、役について研究してから演じるものであるそうで、演劇を自分でやってみたくなりました。
看護師と患者の例で、まず相手の言葉を受け止めるのが優秀な看護師であるそうです。
患者が「痛い」と言ったら「痛いのですね」と返答します。
患者が自分でもどうしようもないことがわかっている不平や不満を言ったら、その不平や不満をオウム返しの様に言って言葉を受け止め共感することが大切です。
とここまでが彼の書籍紹介で、質疑応答に移ります。
■コミュニケーションの問題だけでなく、ありとあらゆる問題は顕在化していなかっただけで昔から今と変わらず一定数存在していたのではないか?
⇒確かにそうした面もあるが、全ての問題がそうだとは限らない。例えば、原発問題は昔はなかった。
■ダブルバインドの問題もやはり産業構造の変化によって顕在化したものなのか?
⇒ダブルバインドは日本の会社などの権力者が都合よく言葉を使っているだけで、産業構造の変化によって顕在化したわけではない。
■優秀な看護師にはどうやってなれるのだろうか?
⇒身内や相性の良い人に対してならば自然と優秀な看護師になれるかもしれないが。。。
■優秀な看護師とは成熟したということか?
⇒自分のできる範囲で相手に尽くす、自分がつぶれない程度に相手のことを考えて行動できるということではないか。
■実際にはできるのにできないと言う人への対応はどうするのか?
⇒それについて今現在悩んでいる。8人の部下にどう対応するべきか?
続いて、妻からの書籍紹介です。
『誰も教えてくれなかった医者のかかり方完全マニュアル』
- 誰も教えてくれなかった医者のかかり方完全マニュアル/アスコム
- ¥1,404
- Amazon.co.jp
アトピーは、肌に信号を出さざるを得ないくらいの問題を心に抱えていることを表しています。
カウンセリングによって心の問題をひも解いていくことでアトピーを治すことができるのではないか?と言及しています。
身体の見方を西洋医学と東洋医学の両面から説明しています。
今の医療体制がこのままでいいのかと警鐘を与えています。
パーソナル医療コーディネーターであるおのころ心平。
アトピーで苦しむ人が二人いたら、二人ともに原因が同じであるとは限りません。個別の体質診断をする必要があると述べています。
医者はただの伴奏者であり、治すのは自分で、手助けをするに過ぎませんからそれを念頭に置きなさいと言っています。
態度の悪い医者にかかった場合、どうやってその医者とコミュニケーションをとるかを患者は考えていく必要があると言っています。
とここまでが妻の書籍紹介で、質疑応答に移ります。
■態度の悪い医者というのは町医者なのか?それとも生き死にに関わる癌の医者か?
⇒どちらかと言えば生き死にに関わる方だが、想定しているのは大学病院など大手の医者だろう。
ここまでで丸々2時間かかりました。
ここで打ち切って、彼に今回の読書会の感想を聞きました。
初めて読書会に参加してみたが、楽しかった。
コミュニケーションについての書籍を3人共にだしていたのが印象に残った。
また是非参加したいと思う。
という本当にありがたい言葉をいただきました。
私のこの書籍紹介型読書会の感想は、
■比較的深く書籍の内容に切り込めた。
■参加してくれた彼がとても誠実な人で書籍の内容をきちんと伝えようとしていた。
■1名でも参加してくれて本当によかった。
その後、1時間ばかり3人で色々と近況などを話し込んでました。
いつものように妻とファミレスで食事しながら、今日の反省会。
一応、妻からはとても良い読書会だと思うとお墨付きをもらいました。
ただ、今後の読書会は人数をさらに絞ります。
課題書籍型読書会は、上限3名にします。
私と妻を含めて5名まで。
書籍紹介型読書会は、上限4名にします。
私と妻を含めて6名まで。
今回やってみて、上記人数がこちらが想定した深い内容まで行うことのできる限界です。
また、妻からの提案で、書籍だけでなく、映画や音楽などのジャンルも書籍紹介型読書会で取り上げてもいいのではないかとなりました。
ただしあくまで読書会なので、必ず本は1冊紹介するものとし、それ以外で映画や音楽の紹介もOKという形にします。
次回の読書会に、ご興味のある方は是非ご参加お待ちしております。