クレジットカードの家族カードについて

 

学生や無職の場合など自分でクレジットカードを持つことは難しいことはありますよね。ここ数年でクレジットカードの審査の仕組みも進化してきていますので、昔に比べると学生も無職もクレジットカードの審査に通過しないということは無くなってきましたが、条件によっては発行するのが難しいこともあります。

そういった時に活用することが出来るものといえば通常のクレジットカードではなく、家族カードを利用してクレジットカードを手に入れるというものです。家族カードであれば審査もかなり優しいものとなっていますので、クレジットカードを使用するひとの属性に関わらず発行される可能性が高くなっています。

■家族カードの利用者に収入は必要か

冒頭でも紹介しましたので、収入が必要かどうかということはなんとなく想像が出来ると思いますが家族カードを発行する際にこういった質問はよく受けます。特に学生や主婦、無職といった収入がない場合に関して家族カードの発行が可能であるかどうかを気にされている人が多くなっています。

結論的には家族カードの利用者に関しては収入が無くとも家族カードの発行が可能となっています。これは家族カードに関しては利用者ではなく、家族カードを発行する元となったクレジットカードを持つ本会員が支払いの義務を負っているからです。仮に家族カード利用者に支払い能力が無かったとしても、本会員が支払い能力を持っていれば良いというのがクレジットカードの認識であるため家族カード利用者の収入はほとんど評価の対象になっておらず、ここが原因で審査に落ちるということはほぼ無いと考えて良いでしょう。

■家族カードの発行範囲

それでは家族とはどのような範囲を指しているのでしょうか。これは家族カードを発行するクレジットカードによって微妙に異なったものとなっています。基本的に親子や兄弟であれば問題ありませんが、それ以上に関してはクレジットカードによって血縁関係の範囲というのは異なったものとなっています。家族カードを発行してクレジットカードを持たせたいと考えている場合には、家族カードが発行できる範囲に入っているかどうかを事前に確認しておくことが必須の作業となっています。

■限度額には注意

家族カードは個別に限度額が設定されるのではなく、本会員の限度額を共有するのが基本です。そのため場合によっては本会員・家族カードのどちらかが原因で限度額上限にぶつかることもあるでしょう。どちらの場合もクレジットカードが利用できなくなるので注意が必要です。

 

家族カード