お墓参り | 進展の消化試合

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つれづれなるままに、一人日暮らし、スマホに心もとなく向かいて、記憶にうかぶ、アホな失敗話しなどを、記したるブログなりけり。

前回、題名をつけてなかったのですが、

勿論、お墓参りです。


今回も、地元資本のビジネスホテルに飛び込みで泊まりました。 

大手資本のルートインや東横インなどには、あまりお金を落としたくないですからね。


朝食のサービスがあるというので行くと、

食パン、タマゴ、バナナに、

オレンジジュース、コーヒー

の取り放題。


サラダが欲しかったなぁと思ったけど、

営業努力に感謝しないと。


けど、

宿泊料金を最初に払う時に、

駐車料金を別に請求されたのは驚きました。



仕事の出張で、

車で荷物を運ぶことが多かったのですが、

地方都市にある、ホテルの駐車場で料金を請求された事はなかったので。



ともあれ、

目的地の墓地へ。

(何か、変な表現だけど)


郊外に、お寺さんが集められた所だったので、

やたらと、広い墓地でした。

目指す、お墓の方の名字は、

田中さんとか、鈴木さんといったほどではないけど、割に多い姓なのです。


だから、

見渡すと、

パラパラと、

同じ姓の『○○家の墓』

というのが目に入ってくるほどてす。

うっかり者の私だと

全然関係のないお墓に手を合わせかねません。


なので、

ご遺族の方に話してあったので、

携帯をかけて、場所を聞きながら、

探しました。


とは言え、

市営墓地なら、○ブロックとかありますが、

乱立しているお寺の墓地なので、

目印になるものといったら、

無縁仏などの大きな墓ぐらいしかないので

ものすごく難航しましたが、

なんとか

探しあてることができました。


私がピントはずれなので、

かなり手間取ったのです。

なのに、ずいぶんと辛抱強く

相手をして下さった、

ご遺族の方に、感謝です。

東北の方は、我慢強いといいますが、

本当だと思いました。



ともあれ、

こうして、

長らくの不義理を詫びて、

退職のご報告をし、



じっくりと手を合わることができました。




さて、帰りですか、

この町は、茨城県に入って、すぐの所にあるので、

再び水戸に出てから帰るのが一番近いのですが、

東北への入口である白河を通ってみたいというのがありました。

そのため、だいぶ遠回りになるのですが、

さらに北上しました。

となれば、

その途中にある、

白水の阿弥陀堂に寄ることを外せません。

お墓参りの後に立ち寄るのに相応しい所ですから。



ちょうど、紅葉がはじまりがけで、

極楽浄土も、かくやという感じでした。


写真は、もう少し、明るく設定すべきでした。

人の願う浄土の風情が少しでも伝わるといいのですが。





ご本尊の、
阿弥陀如来様は、
平安末期のもので、
優しい微笑みをたたえていました。
満たされた思いで手を合わせました。

このように、
多くの人々の思いを受け止め、
導いてこられたのだなぁと
心で納得しました。



お墓参りの後、

無理をしてでも、

来てよかった。


本当に、そう思いました。