柳生尽くしで、尽きてしまった。 | 進展の消化試合

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つれづれなるままに、一人日暮らし、スマホに心もとなく向かいて、記憶にうかぶ、アホな失敗話しなどを、記したるブログなりけり。

柳生の里で見るべきもの

柳生藩の陣屋跡







小さな藩なので、城というわけにいかないのだろう。
けど、陣屋といいつつ、少し高台にあり、

小さいといいつつ、武士としての誇りを感じる。
ここまでは、いいのですが…。

高台の陣屋跡に行くと、これ。




観光客もいないけど、

剣豪の里には不要だと思うし、

これに顔を入れる人がいるのだろうか?

(^_^;)


あと、ここまで巡ると、見たいものがあった。

マイナーなのだが、

室町時代の「正長の徳政一揆」の碑。

庶民が初めて武装放棄して、借金の帳消しを実現したことを高らかに宣言した碑文とかで、
高校の日本史でやったのだが、これを実際に見て見たかった。

けど、
柳生の南の方だとかで、
地図を見ても分からない。

陣屋跡から、少し南に「疱瘡地蔵へ」という
標識があった。

疱瘡専門の地蔵さんを見ても仕方ないかとも思ったのですが、

ここまで、いろいろ見たから

ついでに行ってみようかと思った。

これ!





お地蔵さんを岩に彫ったものか、

と、岩の大きさに感心していたが…!







(゜ロ゜;  おおぉぉ!





どっかで見た覚えが…。


これではないか!

徳政の宣言の碑文があるのは。


単なる地蔵尊と思っていたけど、

疱瘡地蔵だったんだ!



その、お地蔵さんの右下にあるのが、これ!





墨で塗ってみないと分からないけど
(したら、たいへんなことになりますが)

正長元年ヨリサキ者(は)、かんへ(神戸)四カンカウ(4ヶ郷)二、オイメ(負い目)アルヘカラス


とあるそうです。

実物を見ることができてよかった。




これで、柳生で見るべきものは全て見た!


やった!


ここで思い出した。


梅林を見に出かけたのだった。


月ヶ瀬に向かう。

梅の匂いがするほどの満開。


写真を撮る意欲がかきたてられる。




つり橋を上から撮ってみた。


そして、



………!





スマホの電源が尽きてしまった。



柳生で写真を撮りすぎてしまい、

スマホが尽きてしまった。


お見せできないのが残念です。