ハロー


隙間時間に

アマプラの

こんな映画はいかがでしょうか?



世界沈没

月曜日の朝7時
目覚ましのアラームで起きた
ハウエル博士は
慌ただしく出掛ける準備をして
タクシーに乗り
ニューヨークへ行くため
空港を目指しますが
いつもと何も変わらない
この世界で
彼は
地球最後の光景を目にする事に……


この映画

イギリスBBCが 
2005年に作成した
48分程度の
モキュメンタリーテレビ映画で

その後に起こる
東日本大震災の津波や
コロナウィルスのパンデミックを
まるで
未来に行って
見てきたかのようで
驚かされます



4つのストーリーは

いずれも

ハウエル博士の

起床から始まりますが


微妙に

博士の行動が違っていて

使いまわしじゃないという

制作の丁寧さも伝わるし


毎回

通行を邪魔する車が

ある回では

キャストの1人となったりで


ダラダラと助長気味な
B級ディザスター映画よりも
すばらしい構成だと思いました



だけど
津波のシーンは
直接、経験してない私にも
観るには辛すぎるほど
ショッキング

なので
視聴される時は
要注意なのですが

噴火による津波では
津波の到達が数時間後だから
みんな悠長にしていて
案外
危機感がないものなんですよね

他にも
彗星の衝突や

新型インフルエンザのパンデミック

これらの災いが起こった時

結局

人間は何も出来ないんだと

痛感しました


皮肉だったのは


最も悲惨で

決定的な

人類の滅亡を引き起こしたのは

人間そのものって言う結末


民衆の反対を押し切り
ある実験を強行して

呆気なく失敗したため

地球だけでなく

宇宙までもが消失するという


人間の

傲慢や愚かさを描いていて

途中までは

感心していたのですが


巨大ブラックホールが誕生し

何もかもを吸い込んでいく様子は

ちょっとファンタジーが過ぎて

現実味がないと言うか

蛇足だったと言うか💦


最後の最後に

やらかしちゃったな〜と

残念な気持ちも



それでも

4つと災いのうち

2つを既に経験しているので


どうか

残りの2つは

起こらないで欲しいと願います




映画評価

★★★(3.5)

短くても観ごたえアリ!