ハロー


火曜日の朝

急に

テレビが映らなくなりました


たぶん

昨夜の雨のせいだと思うけど

そんなに激しく降った〜?


地デジだけ観られないけど

BSはテレビショッピングばかりなので

こちらの録画を



幸せなひとりぼっち

愛妻に先立たれた
オーヴェ(ロルフ・ラップゴード)は
日課である
近所の見回りと
妻・ソーニャの墓参りは欠かしません

ある日
59歳にして 
会社をクビになり
失意のどん底に

ソーニャの元に行こうと
覚悟を決めますが
パルヴェネ一家が引っ越してきて
何かにつけて
オーヴェの手を煩わせる中
次第に
オーヴェの心にも変化が訪れ……


この映画

昨年公開の
観たかった映画だと
喜び勇んで視聴しましたが

あれ?
2015年の作品じゃん
あれ?
スウェーデン映画じゃん

調べてみたら
私が観たかったのは
こちらの
リメイクされたハリウッド版
トム・ハンクス氏の演技が
観たかったのに〜

で、でも
リメイクするくらいだから
きっと素晴らしい映画だろうと
期待していましたが

この
オーヴェってヤツは
根っからの
変わり者なようで

ソーニャとの出会いは
電車の中ですが
なんと無賃乗車

それを
初対面のソーニャが払ってくれる

何で電車に
乗ったのさ?

そんな寛容なソーニャに
一目惚れしたオーヴェは
彼女と再会してデート

だけど
ろくに話題のないオーヴェ

唯一わかる
車のマニアックな話でも
寛容な(2回目)ソーニャが
受け止めてくれる

そんな
善人ソーニャのお陰で
学校にも通え
まっとうな仕事に就けたのに

ずっと
変わらなかったオーヴェに
共感出来る訳がないし

そもそもソーニャは
オーヴェのどこに惹かれたの不思議

また
その偏屈な性格を
どうにかしようって
ソーニャは思わなかったのかな?

もし自分が先に死んだ時
1人残されたオーヴェに
上手く近所付き合いが出来る訳がないと
心配にならなかったのかな?

なんて
疑問ばかり浮かぶ


そこで
素晴らしいのが
パルヴェネ一家で

偏屈で
頑固なオーヴェに
不屈の精神で彼に挑む


たぶん

他人について
あれこれ余計な事を考えなくて
見返りや共感を求めず
過大な期待をしないからだろうな

人に期待するから
そうじゃなかった時の失望は大きいもの

他人への期待って
勝手に抱いてるものだから
むしろ
期待した
自分の方が悪いのに
相手に責任転嫁してしまいがち


なので

映画を通して
人付き合いの真理を
教えて貰った気がします


私がご近所さんなら
絶対に
オーヴェを嫌って避けますが

ラストシーンの
オーヴェの遺書には泣けました

自分の葬式には
来たい人だけ
来たら良い

特に日本では
意味不明な義理とかで
参列する人もいますが
このコロナ禍で減ったけど

結局
オーヴェ自身も
妥協が出来ずに
生きづらさを抱えていたのかもね

でも思いの外
たくさんの参列者がいるんです
オーヴェの人生は
淋しいものではなかったと
泣けました〜

ソーニャがいなくても
オーヴェは
愛されていたって事で感涙


ところで
映画の冒頭で
オーヴェが
花を買うシーンなんですが

2束買うと70クローナの
お得な花を
オーヴェは
「だったら1束35クローナ」
と、主張して
どうしても1束だけ買いたいとゴネる

言いたい事は
わからんでもないけど
あくまでも
2束買うのが条件だから
ダメですよね〜

でも
それを通そうとするのが

ウチの旦那💧

もうね〜
本当に恥ずかしくて💦

食べに行っても
「量が少ない」
「前より小さい」
「味が違う」などと
いちいち店員を呼んで
追加や交換させる

とにかく
1円でも
損するのが嫌いなんです


先日も

映画を観に行った先のトイレで

モジモジしているから

「どうした?」と尋ねたら


「あそこに10円落ちてる」


拾いたくて迷っていたらしい



もう
マジで嫌だ


ソーニャを責める前に
自分の
夫選びを顧みろって?


映画評価
★★★☆☆
朝は『ZIP!』を観なきゃ1日が始まらない