アニョハセヨ~


職場で

こんな本を見つけました



図解・韓国相続登記事例集

サラッと読んでみたのですが
こらこら!仕事しろよ

長年の
〈韓ドラあるある〉疑問を
解明してくれたような気がしました


まず

韓国の民法って
ざっくり言えば
日本の民法を元にして
1960年に施行されたらしくて

え?
けっこう最近ですよね?

それまでの法律は
「慣習法」だったらしい

その名残りもあって
戦後
日本の民法ではなくなった
「家」の制度が
韓国にはまだ残っていて

戸主を引き継ぐのは
まず長男で
とにかく男子が優先

もちろん
嫁に出た女子はダメ
まぁ当然かな〜

でも
1990年の家族法の改正までは
長男が
絶対に!何があっても!
継がなければならなかったらしい

家を離れたい長男だったら
苦行以外の何ものでもない


日本はと言うと
旧民法の家督相続制度は
1947年(昭和22年)までだったから
もうすっかり
忘れ去られてますよね


韓ドラでは
長男が大切にされがちだし
男の子を産んだら
「でかした!」と褒められる

日本の家庭よりも
長男重視で
男系にこだわりが強いのは
このためなんでしょうね〜


また
相続の割合を
こんな風に図解してあるのですが
(図は他からのコピペです)

驚きだったのは
こんな普通の家系図以外に

愛人がいる場合
愛人の子への
相続の割合も
ちゃんと図解してあったり

養子がいる場合の家系図から
相続の割合も書いてあります


例えば
上の図に加えるなら
こんな感じ
この著書の丸の中は
顔ではなく
〈父親〉とか〈長男〉とか書いてあり

養子にも
ちゃんと〈養子〉とあるのですが
愛人の丸だけは空白

さすがに〈愛人〉なんて
書けないから
なんだか悲しくなりました

でもさ~

これを読むと
韓国では
愛人がいたり
養子を取る家庭が多いって事なのかな?


当然
愛人には相続権はないけど
子供にはちゃんと権利があります


お陰で
マクチャンドラマの
愛人たちが
時には
誘拐までして

子供を盾に
相手の家に入りたがるのが
良くわかりました


あくまでも
サラッと読んでの感想なので
言葉足らずだし
解釈の間違いもあると思いますが

ドラマも
こうやって法律から紐解いていけば
見方が変わって
面白さが増すものなのね~と
思った次第です


また
時間があれば
読んでみようと思います
仕事しろってば!