大家好〜


再視聴を除いた

7月以降に観た映画は

これで30本目


台湾映画です



「君のためのタイムリープ」

サラリーマンの
ジョンシャン(リウ・イーハオ)は
東京出張の際
エンペイ(ビビアン・ソン)に
会いに行きます
高校時代

彼とエンペイは

他の仲間たちとバンドを結成していて


エンペイは

オーディションで

第2の安室奈美恵として

小室哲哉に見い出され

卒業後に

日本へ行きましたが

アルバムを1枚出したきり

鳴かず飛ばずの日々


落ちぶれたエンペイの姿に

心を痛めるも

恋人がいるジョンシャンは

それ以上踏み込めないまま

3年が過ぎ


エンペイは

38歳の若さで

亡くなってしまいます


葬儀の夜

彼女の死を悔やむジョンシャンに

花売りの老婆が

玉蘭を3輪渡しますが

その玉蘭の不思議な力で

ジョンシャンは

高校卒業3日前の

1997年にタイムリープしてしまいます

そこで彼は

あの手この手で

エンペイが

オーディションを受けるのを

阻止しようとしますが……



この映画


台湾なのに

懐かしい日本の物が

たくさん登場します


マンガ「将太の寿司」や

プリクラやたまごっちや
ルーズソックス


それより何より


しきりに

「小室哲哉」とか

「安室奈美恵」とか言ってるけど

これ

御本人の許可は取ってあるのかな?


エンペイのオーディションで

ついに御本人登場か?

と、密かに期待したのですが

・・・まぁ、そうですよね💦

似ても似つかない人なら
出さないで欲しかった



こうやって見てみると

当時の台湾には

たくさん日本文化が入ってたのに


逆に今は

私たちが

台湾に乗っかってるよね

台湾カステラが好き



ジョンシャンは
オーディションの邪魔をした上に
才能がないとまで言い放つけれど

最後には逆に
「夢を追え」って言うから
私だったら
「どっちやねん?」って
ブチ切れると思う
こーゆー時は関西弁が似合う

タイムリープのたった3日間で
考えが180度変わるから
気持ちが付いていけなかった

エンペイは
たとえ
ダメな結末がわかっていても
夢を追い続けているからこそ
〈自分〉でいられると言い

ジョンシャンも

そんなエンペイだからこそ

好きだったのかもしれない


夢を諦めて

堅実な人生を選択するのは

ただ大人の都合でしかなくて


未来から来たジョンシャンは

すっかり夢を失くした大人で

その大人の考えを

ただ

押し付けていただけなのかも知れない


がむしゃらに

夢だけを追えるのは

若いって事だよね



それにしても

エンペイ役の

ビビアン・ソンちゃんって

歌がうますぎ!


このドラマの時は

気付かなかった↓↓↓

「ロマンスは連載中」 

ついでに言うなら

髪型で印象がガラリと変った

リウ・イーハオ君主演の

号泣必至映画はこちら↓↓↓

「悲しみより、もっと悲しい物語」 

この方

高校生役に相応しくないくらいの

ナイスバディ

タイムリープ物は

だいたい展開が決まっているから


まぁ

こんなもんかなって感じ


欲を言えば


エンペイは

バンド仲間の1人と

付き合って捨てられるのですが


エンペイが彼を好きな素振りが

ほとんど見受けられないし


他のバンド仲間たちの

性格とか背景も

もっと時間をとって

描いて欲しかった


そして

エンペイの

未来を知った後から現在まで

どんな人生だったのか観たかった


結末は曖昧にしてあって

解釈を

視聴者に委ねるエンディングで

ちょっとがっかり


案外

視聴者って

制作者の決めた結末でも

じゅうぶん満足するんだけどな



映画評価

★★★☆☆