アニョハセヨ~


政府から
優秀作品に選ばれたドラマ


「外出〜MOTHERS〜」

会社で
次長まで出世した
ジョンウン(ハン・ヘジン)
夫のウチョル(キム・テフン)は
ラジオプロデューサー
1人娘・ユナの
面倒をみてもらうため
ジョンウンの母
スノク(キム・ミギョン)に
ソウルに出てきてもらっています
この序盤から
ふと映画の「ミナリ」
思い出しました

また
子育てを妻に押し付けたり
会社での女性の置かれた立場から
今度は
映画「82年生まれ、キム・ジヨン」
頭に浮かびました

そーゆー女性の
生きづらさのお話なのね〜
って
今後の展開を予測していたら


なんと、なんと💦


ある夜

スンオクが
風邪薬を飲み
眠ってしまった隙に
ユナがベランダから転落
死亡してしまいます


マジか〜ゲロー


3ヶ月後
淡々と仕事をするジウォンですが
私なら酒浸りだわ💦

ウチョルとは別居中で
スノクは故郷に戻って疎遠に
ジウォンの自宅は売りに出しています

スノクの誕生日

ウチョルは
スノクの元へ行き
お祝いをしようと
ジウォンを連れて行きますが
お互い気まずいし
ユナの事故は
ジウォンが
スノクに風邪薬を飲ませた事が
きっかけではあるけど
どうしても恨んでしまう

更に
田舎町では
この事故の話が広まっていて
居心地が悪くて仕方ない

早々に切り上げて
ソウルに戻ろうとしますが

途中
果物を売っているのを見つけ

冷蔵庫の中の
腐ったリンゴを思い出し

新しく
リンゴを買ってUターンします

すると実家では
農薬で自殺を図ろうとする
スノクの姿が
も〜
このシーンに大号泣
やっぱり
母娘縁は切れないものなのね〜

そのまま
スノクをソウルに連れて行き
再び一緒に暮らすことにします


ここから
2人の再生の物語が始ま……


…らない!

それどころか
ジウォンは
新たな事実を知ることになります


それを観た時
私もびっくりしてポーン
涙を返せ!

って
震えてしまいました


このドラマ

ただ女性の生きづらさを
描いただけではなくて

二転三転する
ストーリーに驚きながら

亡くなった命と
その原因を
ジウォンが
どう受け入れていくのかも見もので

そして
スノクとの
関係の修復は出来るのか?

私は
ハン・ヘジン氏の
いつも半開きな口元が嫌いなのですが
このドラマでは
逆に
抜け殻感が伝わってきたし

キム・ミギョン氏の
キラキラしたおばあちゃんから
枯れ果てた変わりようが
もうすごくて
え?同じ人なの?

韓国の女優さんには
いつも感心させられます


ドラマの
テーマの1つ

女性が働くということは
出産・育児の可能性があり

それを企業側が
〈負〉としているのが問題で
ジウォンの
この一連のセリフ
世の全ての男性に
聞かせてやりたい
そもそも
共働きをしないと
生活出来ない景気の悪さも
どうにかしないといけませんよね
韓国だけでなく
日本も抱えている問題です


表彰されるだけあって
見応えじゅうぶんなドラマでした



ドラマ評価
★★★★★