アニョハセヨ〜

韓ドラの録画が
大混雑してるのに
映画を観る余裕をかます私

ポン・ジュノ監督の
脚本・プロデュース作品

実話が元になっているらしい

「海にかかる霧」
お金のために
密航に手を染めた
船長と乗組員たち

中国からの密航者を
魚槽に隠したら
ガス漏れで
全員死亡

証拠隠滅のため
魚に食べさせようと
体を刻んで海に捨て
遺品は
焼却します

しかし

乗組員のドンシクが
機関室にかくまっていた
若い女性・ホンメが
生き残っていて

ホンメを巡り
殺りくが繰り広げられ

結局は

他の船に衝突し
漁船は沈没

ドンシクとホンメは
何とか岸に辿り着きますが
彼女は
黙って姿を消します

6年後

建設現場で働くドンシクは
とある食堂で
子供を連れた
女性を見かけますが
ここで終了

何ひとつ
いい事がない映画

海の上という
ある意味
隔離された世界では

正常と異常
正気と狂気
善と悪は
いつも背中合わせで

転がり始めたら
もう止めることは難しく
破滅しかない

なんだか
怖い映画

更に

最後のシーンを
どう捉えるかで
後味が違ってきます

女性がホンメだとしたら
あの女の子は
ドンシクの子供かも?

ホンメは
他の人と幸せになっているのか?

母と娘だけで
食堂に来ているのなら
シングルマザー?

ホンメだったらいいなと
ドンシクの淡い期待?

さて
どうなんでしょう?

映画評価
★★★☆☆