今回は我が家の次女の好き嫌いの話について。

 

 

 

【次女の好き嫌いはヘビー級】

 

私が次女は好き嫌いの激しい子供だと気がついたのは、多分、娘が1歳半から2歳くらいの時。離乳食の頃から食が細くて、嫌いな離乳食を口に入れようとするとある時から舌をベーっと出して、食べ物を完全拒否するスタイルでした。笑 

 

最初の頃はそんな仕草でも生意気に抵抗しちゃってぇ、めっちゃ可愛い〜💕って思えていた母でしたが、それが毎日毎日続くとそれはそれは相当しんどいわけですよ。ショボーン

 

次女が2歳を過ぎた頃からは、完全に好きな物意外は全く食べなくなってしまいました。「ちゃんと食べないと明日のお菓子はなしだよ。」と言っても、「いいよー。」と言って全く食べない。空腹になったら流石に食べるかと思えば、それでも空腹を我慢し続けるような、2歳児にしては肝の座った頑固な幼児でした。

 

とにかくあの手この手で食べさせようとするも、全く動じない我が子がだんだん心配になって来ました。とりあえず、白米と食パン(要は炭水化物)は食べるので、何も食べない場合はご飯にふりかけかパンにジャムが食事。炭水化物だけでは栄養が足りないので、やはりプロテイン系も食べさせたいところ。色々と試行錯誤して食べさせ続けた結果、冷凍のチキンナゲットと、フィッシュスティック(白身魚のフライ)と、ミートボールだったら食べてくれる事が判明!その当時の我が家の冷凍庫には常に大量の冷凍食品が常備してありました。

 

当時の小児科の先生に相談してみたところ、「アレルギーもないし、好きな物だったら食べるなら、とりあえず今は食べれる物だけ食べさせたらいいよ。食に興味のない子供も中にはいるから、今は食べる楽しみを与えてみるといいと思う。大人になってご飯とパンしか食べれない人はまずいないから心配しなくても大丈夫。」とのこと。

 

確かにそうだよな〜とは思ってても、内心ではいつも不安と罪悪感でいっぱいでした。毎日私たち夫婦と長女は私が作った夕飯を食べている中、次女だけが冷凍食品の別メニュー。正直このままでいいのかなぁって当時は複雑な心境でした。 

 

 

【次女の好き嫌い克服作戦】

 

その後、次女の別メニュー生活は確かキンダーか小学校1年生くらいまで続きました。(→ 結構長い!)  まあ、私が流石にそろそろ子供の偏食を治したいと思ったのがきっかけだったんですけど。

 

どんな事をしたかというと、ショック療法で子供に夕飯を食べさせてみるという事。要は冷凍食品をもう常備するのをやめれば、食べれる物が無くなって子供は必然的に他の食べ物を食べるようになる(かも)という作戦。

 

次女は偏食は偏食でもただの食わず嫌い。食べたこともないのに見た目で判断して、「これマズイから嫌〜!」とか、「美味しくないから食べたくない!」とか言います。食べた事もないくせにマズイってどういう事〜?と心の中でツッコミながら、このやりとりを何年も続けて来ました。🤣 

 

次女は冷凍のチキンナゲットが大好きだったので、手作りの唐揚げなら絶対食べると見込んで、まずは好きそうなメニューから攻略することに。口に入れてしまえば絶対に食べるのは間違いないので、まずは食べてもらう事に集中。手作りの唐揚げはチキンナゲットの形をしていないので、次女も最初は見た目で拒否。でも唐揚げを1/2または1/4に小さく切って「1個だけ食べてみて」と言ってみる。子供はまず、外側を軽く舐めてみて、好きな味だったのかその後、パクッと一口で食べました!その後、小さく切った唐揚げ(通常の唐揚げ3個か4個分)をペロっと平らげました!初トライは見事大成功〜!チョキ

 

その後、子供が好きそうなメニューの、ハンバーグ、トンカツ、餃子、豚の生姜焼き、カレー、ピザなどを順番に作って食べさせてみました。いきなり普通の量を与えても絶対に食べないので、お仏壇にお供えする少量のおかずとご飯を試しに与えてみました。そして、「これが全部食べられたら、〇〇ちゃんの好きなご飯とふりかけをあげるよ。」と言ってみる。すると、このお供えサイズが良かったのか、とりあえず一口だけ食べてみるようになった次女。→これだけでかなりの成長! びっくり

 

このお供えサイズでも残してしまったメニューもあったんですが、その後はちょっとずつ新しい食べ物にも挑戦するようになりました。今では、生もの意外は大抵の物は食べれるようになりました。こんな事ならもっと早くにトライしておけば良かった!😭

 

 

 

<感想>

 

こんな感じで次女の小学校時代は、毎年新しいメニューが2個〜5個ずつ増えていく感じで、かなり遅い食育デビューとなりました。笑 今となっては笑い話のような思い出ですが、当時はマジで笑えない程大変!夕飯を作っては拒否られる、そして時々成功の繰り返し。お弁当なんて食べる物を入れなかったら何も手をつけずに帰って来るし。なので、次女が小学校時代は絶対に食べられる物だけ入れて持たせました。おにぎりに関しては、具を入れると食べないので、塩にぎりに海苔のおにぎりのみ。日本のコンビニに売っている美味しそうな具のおにぎりは一切興味を示さないので、今まで一度も食べた事がない次女。絶対に人生損してるぞーって思うのだけど、本人はそれでもいいんだって。

 

今となっては、昔食べられなかった物もだいぶ食べるようになって本当に良かった。初めて食べたカレーはお供えサイズだったにもかかわらず、一口で残すというデビューでしたが、今では必ずお代わりをするくらいの大好物。あの当時はカレーはマズイから嫌い!とか言ってたのにね〜。人って成長すると食の好みも変わるんですね。昔は食べられなかった生クリームのケーキも今はパクパク喜んで食べてるし。人生損しなくて本当に何よりです。😊

 

でも、お寿司とお刺身に関しては相変わらず食べないので、今まで家族揃ってお寿司屋さんには行った事がありません。随分大昔に日本に里帰りした時の話ですが、従兄弟親子と一緒に回転寿司屋に行った時には、ひたすら唐揚げとフライドポテトをオーダーしてました。💦 その時は正直、お店のチョイス間違えたなぁ〜って思いましたけど。🤣 いつか次女と一緒にお寿司が食べられる日が来ればいいなぁって思います。