この頃、娘たちが繊細過ぎて困っています。 

 

ちょっと前の話ですが、次女が足の小指をイスだかテーブルだかの角にぶつけて、

 

次女:「ア〜ウ!(痛い)」えーん

 

と、かなり痛がっていたんですが、夕飯を作るのに集中していた私は、5秒くらいしてから、

 

母:「あれ〜?誰か痛いって言った〜?」

 

これにブチギレた次女が、

 

 

次女:「痛い!」って何度も言って泣いてるのに、誰も『大丈夫〜?』って言ってくれないなんて、ママ酷い! 普通のお母さんだったら、痛がっている娘の所に心配して寄ってくるのに、ママは私のことなんて心配じゃないの?」

 

 

とっさに取ってつけたように「大丈夫〜?」と言ってみたけど、後の祭りでございした。😓

しかも、何度も「痛い!」って言ってるくらいなら、「ぶつけちゃったよ〜っ!」って

私の所に来てくれたらいいのに、と心の中で思った母でした。

 

 

そして先週、また同じような場面に遭遇。次女がどこかに足をぶつけて、痛がっているようでした。(デジャブか?)

 

よ〜し、今度はちゃんと駆け寄って言うぞ〜!笑

 

 

母:「大丈夫〜?」

 

次女:「どうせ、偽善で言ってるだけでしょ?」 

 

母:「?? 何でそんな風に思うの?」

 

次女:「だって、いつものママだったらに「大丈夫?」なんて言わないし、この間私が普通のお母さんだったら・・・って言ったからワザと母親らしいことしようとしてるんでしょ?」

 

 

んもぉ〜〜〜〜、変なところで根に持つ次女、面倒くさ過ぎる〜! 

心配しないと怒るくせに、心配してあげたら今度は偽善者扱いですかい? 

どんだけ信用されてない母親なんだ、私は。 次女が時々繊細過ぎて、困ります。プンプン

 

 

それから、これは先週末の話。

 

ガレージに眠っているジャンクの片付けをしようと思ったら、長女がプリスクール時代に使っていた小物が出て来ました。 『Zoo Phonics』と言って、アルファベットを教える道具なんですが、アイスクリームの木の棒のようなスティックに、動物の絵がプリントしてある紙に子供達がそれぞれ色を塗って切って貼り付けたものです。 

 

例えば、A - Aligator 

              B - Bear

              C - Camel   

 

Zoo Phonics

 

 

のような感じで音でアルファベットを覚えさせるアメリカの学校では普通の小道具です。 

 

プリスクールを卒業した後も、可愛い柄の箱に入れて取っておいたのですが、さすがにもう中学生だし、そろそろいいかなぁと思って本人に確認せず、中身だけ捨ててしまったのでした。(箱は可愛いのでもちろんキープ💕)

 

が、このZoo Phonicsスティック、どうやら長女にとっては、かなり想い出深い品だったらしく、もう捨ててしまった旨を告げると、

 

 

長女:「な、なんで私の大事にしている物を勝手に捨てちゃうの〜?」

 

 

でも、ずっと何年もガレージに眠ってたんですけど? 本当に大事にしてたんですか?って母は心の中で思いました。 

 

すると、いつもは強気で母に反抗してばかりの長女が、急に涙目になり本気で悲しい顔をしたのでした。これには母もさすがに申し訳なく思い、何度も謝りましたが、長女は相当ショックだったらしい。ガーン 今度からは、思い出の品を処分する時は必ず子供の了承を得ようと心に誓った母でした。

 

多感なお年頃なだけに、毎日泣いたり怒ったりと喜怒哀楽の激しい娘たちですが、そんな繊細な子供達に日々翻弄されている母なのでした。