紐で縛る拘束はやめてほしい | てんてこまいの介護日記

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母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

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これまでの話⬇️
特養Zで急変した叔母は、なんと特養のあるZ区ではなく、X区の病院に救急搬送されてしまいました。

救急搬送されたX区の地元中央総合病院は、一年ほど前、それまで1人暮らしだった叔母が救急搬送されて、叔母も私もとても嫌な思いをした病院でした。
叔母が1人暮らしをやめるきっかけになった病院で何だか振り出しに戻ったような気持ちになって愕然としてしまいます。

でも、救急の先生は同じ先生でしたが、以前よりちゃんと対応してくれて少しホッとする私でした。

そして、いろいろな書類にサインする中、抑制の承諾の書類を渡されて、思わず手が止まってしまった私です。
なぜなら、叔母はこの病院の系列病院で拘束されて大きな精神的なダメージを受けてしまったからです。
続きです。
前回の話はこちら⬇️



叔母はこの地元中央総合病院の系列のリハビリ病院で拘束されて精神的に大きなダメージを受けて、そのトラウマで特養に行ってからもベットに休ませようとすると拘束されるのではないかと混乱して抵抗することがあった。

(拘束の話はこちら⬇️)



結局、この時は相談員の温田さんも叔母の話を聞いてくれて、紐で縛ったりするのは不必要な拘束なのではないかと看護師さんに話をしてくれて叔母の拘束は解かれたんだけど. . . 。


入院時、慣れない場所で混乱したりして、点滴を抜いてしまったり危険が伴う時、ミトンをしたり、つなぎの服を着せたり一時的に行うことがあることは知っていた。

母の時もあったけれど、それは一時的だったし、紐で縛ったりということはなかった。


でも、叔母の話の後、テレビで『滝山病院』という精神病院で行われていたいろいろな患者虐待の様子の中の一つに、ベットの柵に紐で手首をくくりつけられている患者さんの映像を見て、背筋が凍る思いがした。

それはとてもショッキングな映像だった。


もちろん、叔母はただ紐で縛られていただけで、滝山病院のような虐待が行われていたなどとは思っていないけれど、叔母が鬼気迫るように「紐で縛られている!」と訴えていた様子とオーバーラップしてしまった。


叔母もあんなふうに縛られていたのかもしれない. . . と思うと胸が痛かった。(そんなにひどく縛ってはいなかったとは思うけど)



今の時代に紐で縛るなんて予想だにしなかったんだけど. . .

世の中、信じられないことが起こることがあるんだよね😞



書類のサインの手が止まった私に、先生はこの間のように、サインしないと死にますよとは言わず😅、


👨‍⚕️「何か?」


と聞いてくれた。

そこで


👩🏻「あのぉ、抑制が時として必要なことはよくわかるのですが. . .  」


👨‍⚕️「管を入れるので、それを抜いてしまったりする恐れがある時などやむなく行うことがあります。管を抜くと大変ですから」


👩🏻「それはミトンとかツナギとかの抑制でしょうか。紐で柵に縛りつけるのはちょっと. . .  」


👨‍⚕️「紐で縛りつけるですって?!そんなことはないと思いますけど。そんなことありましたか?!」


👩🏻「こちらの病院ではないのですが. . .系列の病院でそういうことがありまして、本人が精神的にダメージを受けて、ちょっとトラウマといいますか、しばらくベットに横になるのを嫌がるくらいで. . . 」


👨‍⚕️「紐で縛るなんて。それは、うちの病院ではないですよね?系列の?地元小さな病院で?」


👩🏻「相談員さんが不必要な拘束ではないかと言ってくれて、解いてもらったのですが、ちょっとそういう拘束は承諾しかねるのですが. . . 」




先生は少し考えて


👨‍⚕️「系列とはいえ他の病院のことなのでちょっとよくわかりませんが、こちらでは紐で縛るようなことはしませんね。

当院では、おっしゃるようにミトンやツナギ、車椅子のベルトなどです。」


👩🏻「そ、そうですよね。わかりました。」


一応、確認して書類にサインした。


そうだよね、

でも、いろんなことがありすぎて慎重になってる私を許しくださーい🙏💦


(つづく)


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