特養の不安解決へ | てんてこまいの介護日記

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母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

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特養の面会時に、母からスタッフの中にこわい人がいると訴えられて、心配になった私は相談員の七条さんに相談しました、
デリケートな問題なので少しお時間を下さいと言われ、七条さんにお任せしました。
続きです。
前回の話はこちら⬇️


しばらくして、七条さんから連絡があった。

介護スタッフのみんなに話しを聞いたり、七条さんもまめにユニットに入ったりしてくれたようだ。


そして、

お父さん「ユニットリーダーと話しをしました。

もし、介護する側がそういうつもりではなくても、利用者様が介護スタッフの言動に不安を感じるようであれば、それはやはり、まずは介護する側が反省して態度を修正しなければいけないと思うと話しました。」


それは、リーダーとしてみんなに徹底させるためにユニットリーダーに話しをしたということだろうか。


七条さんはいつになく神妙な感じだった。


お父さん「こちらもこれからこのようなことが2度と起こらないよう気をつけていきたいと思っておりますので」


👩🏻「大丈夫ということでしょうか」


お父さん「はい、みんなでこれまで以上に気をつけていきたいと思っております。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。

また何かありましたら、ご遠慮なくおっしゃってください」


犯人探しをしたいわけではなく、母の安全が保たれればいいので、七条さんの言葉を信じようと思った。



もちろん、面会の時に、母にその後、大丈夫かは確認した。


母は


👵🏻「もう大丈夫よ。心配しないで」


と、穏やかだった。

あの時のような不安気な様子はそれからはなかった。


でも. . .


しばらくして、特養の玄関から入った所のフロアにかけられているスタッフ紹介の写真からユニットリーダーの写真がなくなっているのに気がついた。

通りがかった七条さんに聞くと


お父さん「ああ、彼、やめたんですよ」


👩🏻「え?. . .ああ、そうなんですね」


少し言葉につまってしまった。


お父さん「新しいユニットリーダーは、新卒で入ってきて、きっちり研修をしてきて、自分もその頃から見ているスタッフですから、安心して下さい。穏やかな性格ですよ」


👩🏻「そうですか、よろしくお伝えください」


前のユニットリーダーがどうしてやめたかは聞かなかった。

それは私が聞くべきことではないかなとも思ったから。

七条さんも、もちろん何も言わなかった。

やっぱりチラッとこの間のことが頭をよぎったことは確か。

でも、全然違う理由で、例えば優秀で引き抜きにあったとか、介護と全然違う仕事に変わったとかかもしれない。


母は元気そうだし. . .


だからいらぬ詮索はしない

母が特養の中で安全で快適な生活を送っているのならいい。


そして、それから二度と母からそういう話しを聞くことはなかった。


高齢者でも、子どもでも、障がい者の方でも、病人でも、人様に預けるということはありがたい反面、リスクが伴うこともある。

人様に預けるとはそういうことなのだと今回身にしみた。


でも、信頼関係が築けていれば、今回のように相談もできるし、改善もできる。


今回のブログで、介護の方で、一方的な話だと不愉快に思われた方がいらしたら、ごめんなさい🙇‍♀️

今回の件は、このような形になったけれど、いろいろなケースがあって、介護側が悪くないことも当然あると思う。


利用者の暴言や暴力とか. . .


この特養でも、お便りがまわったことがある。

"介護スタッフへの暴言暴力について"とあって驚いた。


そんな人もいるんだ..と😞


この時は、特養は介護スタッフを、毅然と守る姿勢のお便りだった。


利用者は認知症でなかなか改善が難しくても、家族は礼儀をわきまえなくてはいけないと思う。


そして、何かあった時、また、そういうことがないように、施設側も組織としてきちんと対応できることが大切だと思う。


風通しの良い施設であること、介護者の働きやすさに気を配っている所、利用者が相談しやすい所は問題が起こりにくいのではないかなと思うけど、どうでしょう?


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