ケアマネさんとヘルパーさんの文句もとまらない | てんてこまいの介護日記

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母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

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頑張って歩くようにしていた叔母でしたが、介護サービスで車椅子生活へ。そして叔母の苦情は止まりません。続きです。
前回はこちら⬇️

叔母の苦情は止まらない。
ヘルパーさんはトイレ掃除をしたというがトイレの蜘蛛の巣も払わない、洗濯物や衣類も畳んだりせず山に積んで行ってしまう、掃除も中途半端で真ん中くらいを少し掃除機をかけるだけ。
ちょっとやってほしいことは言っても、やると決められていることに入っていないからと断られる(まあ、これは他でもよく聞くアルアルだよね😅)。
買い物でパンを頼めば、1人暮らしなのに大袋入りの大量のパンを買ってくる、洗濯物を干すのも、シワものばさず、そのままやたらめったらピンチにはさんで干していく、と。
確かに私が行ってみても、どこを掃除したのかという感じはあった。(断っておくが、私自身あまり掃除は得意ではない。その私が思うのだから相当だともいえる)
結局、私が買い物し直したり、埃を払ったり、片付けたりして帰ってくるはめに😞



でも、ヘルパーさんはヘルパーさんで、叔母がやらなくていいと言った、どいてくれないからいる所は掃除できない、ヘルパーは掃除屋ではない等々、あちらにはあちらの言い分がある。
叔母が言うのが面倒になって「いいわ、やらなくて」と言った可能性も否定できないし、「掃除するのでちょっとどいて下さい」と言ってくれればどくだろうに、ヘルパーさんも遠慮して言えないこともあったのかもしれない(叔母が厳しい顔で座っていたら言いにくいかも😅)。
洗濯物の干したのは私が見てもひどかったので、聞いてみたら、干すピンチハンガーが一つしかなかったから、仕方なく一つに全部適当に干さざるおえなかったという話だった。それを私から聞いて、叔母は
「洗濯機の横にちゃんとあるわよ!」
と怒って言った。確かに洗濯機の横のカゴにわかりやすく入っていた。
時間がなかったのかもしれない😞

私もずっといるわけではないので、叔母の話だけで判断するのは難しい。

しかし、苦情は叔母だけでなく、ケアマネさんとヘルパーさんの責任者の人も止まらない。
「プライドが高くて困る。
せっかくやってあげても感謝がないどころか、文句ばかり言う」
と。
そして
「こんなに部屋を汚くして!」
と言ったら
「私は綺麗好きで掃除も腰が痛くなるまではしっかりしていた」
と言われて呆れた!
とケアマネさんに鼻で笑うように言われて...。
いやいや、元々は綺麗好きで本当にきちんとしてたんだけど...と思う私。
歳をとってそれが難しくなったから介護サービスを受けることになったんだけど。
そんなふうに言われて、叔母はかなり傷ついたのではないか...。

また、ケアマネさんは
「診療所の先生からも聞きましたが、長谷川式の認知症の検査もひどい結果でびっくりしましたし、この間のMRIでも脳の萎縮もひどく、脳梗塞も起こしているそうじゃないですか!?
本人は何でもできるみたく言って素直に従わないけど、本来施設を考えるべきなんじゃないですか」
と。私はこの人に、いや先生の方がおかしくて...と言うのははばかられた。どうせ信用するわけがない。
また、何かもめた時に叔母がどうしてそんなことを言ったのかわからないが
「あなたは、ばかにしてるけど、自分の身内は東大の人間だっている」
と言ったらしい。叔母は普段あまり学歴とかのことは言ったりしない。どちらかというとそういうひけらかしを軽蔑してるくらいだから、よっぽどのことだったのか。
また、これを受けてケアマネさんは
「東大なんて!どこの海の灯台だか...」
と却って益々叔母をおかしなことを言うおばあさんと思ってしまったようだ😅(でも、東大が何人かいるってのは真実なんだよね)

叔母だって優秀だった。疎開で田舎に行った時も名門女学校に編入も一発合格で、田舎で女性の大学進学はまだ珍しい時代だったので、いったん就職して、東京にもどり、そして社会人枠で大学に仕事をしながら通ったように聞いている。
その後、保母の資格を取り、公務員として仕事に没頭していた。
お金もあり、服だって、持ち物だって、みんないい物ばかりだけど、今の叔母の部屋を見て、生活保護じゃないのかという目で見る人たちにはその価値はわからないのかもしれない。
叔母が、自分も物忘れが進んだり、体の衰えを感じて不安な時に、人間の尊厳も踏みにじられるようなことを言われたり、雑に扱われていることに、最後の抵抗を試みているようでもあり、何ともやりきれない気持ちになった。

どう考えてもケアマネさんと合わないのではないか?
ケアマネさんは、叔母のことを認知症でまともではないと言いながら、叔母の言動にはまともに取り合って腹をたてている。そして、私にとんでもない!と苦情を言う。ひどい認知症だというなら、その言動も認知症からくるのだから、やり過ごしたり、プロとしての対応があってもいいのではないか。
それに、このまま、車椅子に乗せて、外出もさせずにいたら、まだ今は何とか歩ける叔母も歩けなくなり、家にこもってボーッとしてしまうのではないかと心配にもなる。
「私も怒りたくなる気持ちを、必死に押さえてやってます!」
言い放たれたケアマネさんのこの言葉に、私は安心センターの神田さんに相談することにした。
(つづく)

今日は、ちょっと本のご紹介。いろいろ参考になった本です。
初めての介護で、介護サービスや施設などわからないことだらけの時に、手に取ってみるといいかもしれません😊