デーリー東北【こだま】欄に掲載されました。

『放射線測定器購入に感謝』

市と市民が共同で放射線測定をやっている八戸市はすごいと思います。
津波の爪痕は少しずつ回復していくとしても、原発事故によるダメージは桁違いに深く悪質です。
目に見えない放射能への不安は、見ることによって安心に変わりますから、とてもいい取り組みだと思います。

身の回りの数値を調べて安心を先取りしたいと願う私は、昨年11月、母親仲間と一緒に十和田市の小山田市長を訪ね、放射線測定に力を入れるようお願いしました。
その席で、市内にモニタリングポストが設置されることを知り喜びました。
しかし簡易測定器については「信頼性に欠ける」との理由で否定的でした。

1台数十万~数百万円もする測定器は高性能でしょうが、精度が劣るにしても、簡易測定器にはそれなりの使い道があります。
現に八戸市で活躍しているのは、5台で約50万円の物だそうです。

どうしても諦めきれない私たちは、その後もいろいろな人に訴え続けました。
そして先日「十和田市が簡易測定器を2台購入した」ということを知りました。

遅ればせながら十和田市でも、2月1日から市民への簡易測定器貸し出しが始まります。
高い線量が出なければ安心ですから、真っ先に使いたいと思っています。
簡易測定器の購入、感謝します。


(十和田市 苫米地ヤス子 64)


いよいよ明日貸し出しされます。

9時に、生活環境課で借り受けたあと、
現代美術館のフラワーホース前で、
最初の測定を行います。


みなさま、ぜひ来てください。