入職の経緯

今のパート先は長男が生まれて子育てにも慣れてきて

そろそろ働きたいなと思ったときに出会いました。

保育園激戦区に住んでいるので、当時無職で求職中での保育園申請では箸にも棒にも引っかからない状態。

そこで託児所付きの今の職場は困っていた私には救世主のように現れたように思えました。

今までは高齢者介護の経験しかなかったのですが、初めての障がい者関係への世界へ飛び込みました。

長男が1歳3か月の時に入職。

職場の施設内に息子を預けてから現場に出勤。

託児所は慣らし保育がなかったので、心配でしたが…

親が思うほど子は弱くなく、すぐに慣れていった様子でした。

 

  日々勉強

初めての障がい者分野への挑戦。

今までの高齢者介護で通用する部分もありましたが

気管切開や人工呼吸器、酸素チューブ、胃チューブなどなど…

医療度が高い職場では見るもの全てが新鮮でした。

学生時代に戻った感覚で、覚えることが多くて必死でしたが

新しい知識が増える楽しさも感じていたことを思い出します。

育児、家事、仕事のバランスのとり方も、少しずつですがつかんでいきました。

仕事がない日は託児所を利用出来ないので、そんな日は長男と一緒に近所の児童館へ出かけたり、公園に行ったりして休日を楽しんでいました。

 

  2度の産休育休取得

この職場の凄いところは制度がしっかりしているところ。

パートなのに産休育休がすんなり取れる。

長女の時は産前1か月前まで勤務。長女が1歳の誕生日の日に復帰。

二男の時は保育園に0歳児クラスで入園出来た関係で産休育休は半年で終了。二男が生後4か月で復帰しました(笑)

その他、子どもの体調不良時に子の看護休暇というものがあり、お給料は出ないものの欠勤にはならずに処理してもらえる。

子育てママにはありがい限りでした。

 

  雲行き怪しくなる

産休育休で中抜けしながらも、何とか勤務し続けることが出来ていました。

しかし、2023年の終わりあたりからモヤモヤすることが起き始めました。

私は利用者さんが大好きで、少しでも笑顔になって欲しい。楽しい!と思える生活を送って頂きたいという気持ちで仕事に取り組んでいました。

しかし、人の考え方は様々あるようで・・・

恐らく私のやっていることが気に食わない人間がいるんだと思います。

その人を責めるわけではありません。様々な考えがあるのは分かります。

しかし、なぜ私がそのように動いているかの経緯や考えを聞いてほしかった。

個人名は出ないけど、職員間の話し合いの場や職場内でのメールで

きっと私のことを指しているんだろうなというものを度々目にするようになった。

私のことじゃないこともあったのかもしれないが。。。

不信感が募っていたのもあり、私の心も荒んでしまい

捉え方がおかしくなっていた。

ふと冷静になったときに、「やばいな。このままじゃ私の心が壊れるかもしれない。」そう思いました。

そして、私はこの場に求められている人材ではないと感じた。

私のやりたいことと上司たちの求める職員像はミスマッチ。

分かってもらいたいという気持ちも生まれなかった。

私はここを去ろうと思った。

 

  退職を告げる

上司に年度末での退職を告げました。

既に次の勤務先も決まっていることも告げた。

「えー!急にだね!びっくりした!」

「驚きましたが、わかりました。」

そのくらいの反応。

軽く理由を聞かれましたが、たくさんありすぎるので

「色々なことが積み重なりました。」とだけ言いました。

私の大冒険だった6年半はこんなにあっさり終わります。

仕事に心を壊されるわけにはいきません。

私は家族が大事です。自分も大事です。

母がハッピーで居ないと子どもたちもハッピーにはなれないと思っています。

正直、もっと利用者さんとやりたいなってことはありました。

大好きな利用者さんたちと会えなくなるのは辛いです。

残された日々を全力で仕事に取り組もうと思います。