東京裁判三部作を観るのは初めて。
いつもの井上ひさしもののつくりで、笑わされたり泣かされたりしながら、戦争について、日本人について考えさせられる。オッペンハイマーを観た後ということもあって、自分的に重量マックス。改めて、歴史をできるだけ正しく、理性的に理解しておくことの大切さを感じた。
希望がある終わり方でよかったとは思うものの、戦後80年、この時代から繋がった現在が、果たしてその希望に応えられるだけの未来になっているのか、かなり苦しいところ。。
秋山菜津子は期待どおり。前田旺志郎は役どころと合ってて、不覚にも泣かされた。
ミュージカルとしての試みは、最初はかなりとっつきにくいが、やがてしっかり入ってくる感じ。三文オペラのイメージとか。なるほど。