2023年6月15日
天体観測リニューアル

 

発表しました


新コンテンツ

メンヘラよ、ノートをひらけ!



 XXXHOLiCという漫画があります


数年前、蜷川実花さんが監督で映画化されたり
異世界モノを描くCLAMPファンには
周知の作品と思いますが

私は、この漫画を「目に見えない世界」の教科書と思っています。


あらすじはWikipediaからのコピー

アヤカシに好かれやすい男子高校生・四月一日君尋は、願いを叶える店(ミセ)の女主人・壱原侑子と出会う。「アヤカシが視えたり憑かれたりする体質を治したい」という四月一日の願いを見透かしていた侑子は、彼が自分に願うように促し、その対価として半ば強制的にバイトとして雇う。

全文はコチラから



偶然か必然か。

この仕事を始めるきっかけとなった
祖母の苗字は四月朔日(ワタヌキ)

ほーんと、わたしって
ほぼ四月一日なんです笑


 そのミセは、見える人にしか見えない


そして予告なく出現することがあるし
望んでも「見えない」こともある。

以下は、ふいに入店しちゃった
トモダチの話となります。



長く付き合った彼氏と別れたその女の子は
あくまで「トモダチ」として
わたしと会うことを望んでくれていました。

仕事だったり、おまの旅立ちだったり
風邪をこじらせて声が出なくなったり。

バタバタしていたので
なかなか会えずにいたのですが

居合わせた場所でから
そのまま飲みにいこーぜ!の流れになり

あーだこーだと喋って
ほどよく酔いもまわってきた頃

わたしは、口をつぐんでいました。



「ダメだ、これ以上は言えない」

「ともちんの表情がめっちゃ気になる!!」

「わかる、、、でも言えない、、、」

「なんで〜教えて〜泣」


なんて、ちょっとおかしな空気になってきたところでハッとした気づくのです。


 「あ!これホリックだわ(笑)」



彼女も読者であることを知っていたので
発言に躊躇いはありませんでした。



「ここ、もうミセなんだわ(笑)」


「うわーーーー!!!入っちゃった」


「望んだんだね(笑)」


「無自覚だけど、そうなんだね」


「どうする?」


「払う!なに!?お金払う!?笑」


「いや、今回は違うね・・・」








「えーなに!?◯◯!?」


「違う」


「え、じゃあ◯◯!?」


「そんな生易しいものじゃない」



 願いの大きさで対価は変わる


「これ答え言ってよかったよね?笑」


「うん!大丈夫!


「今回はね◯◯だわ」


「うわあ、納得。たしかに◯◯で◯◯で◯◯だったもん」


「ね、ビンゴだね(笑)あとは覚悟だよ




 自分で決める



仮にミセが見えちゃったとして

わたしに「願い」を放つとき


その人が提示する対価は

だいたいの場合、対価に値しないものです。




痛くない程度を差し出す

人間のエゴですね。


提示した「対価」を払う彼女は

最後にわたしに言いました




ともちんのやってることは

なにも間違ってないよ、自信持って!!

いろんなことがあると思うけど

方向性は絶対間違ってないよ!!



わたしが「対価」を受け取った瞬間だったと思います。


嬉しかった。




奇妙な仕事なのは紛れもないけど笑


わたしにも、やらなきゃいけないことが

あるなあとしみじみ思いました。