>>挨拶
くそっ、モヤモヤする! なんなんだこの感情は!
あれだ、日々に満足感を感じていないというか、やりたいことがやれていないというか。
モチベーションとかやる気とか未来とか!
毎日は楽しい! 仕事は充実している!
けどなんか違うんだ! 違うんだよ!
俺の! 目指した! 理想郷は!!
あの日! 俺が見た! 目が覚めるようなあの感覚は!!
あの時の! 体を走る! まさに甘い電撃のようなあの衝撃!!
俺の! 夢見た! 萌えの境地は!!
こんなもんじゃなかった・・・・・・。こんなもんじゃなかったんだ!!!
そりゃあ日々生きてりゃあ「お、イイな」って思うことだってあるさ!
ああなりたいって! こう生きたいって!
だがそれ故に現実を、己を省みる!そして思う!
「ああなれるわけないんだ」と!
違うんだ! そうじゃないんだよ! もっとがむしゃらでよかったんだ!
けど、やっぱり作品を創り、公開するってことはそうじゃない。
完成度、画力の高さ、構成力、状況の説明力、世界観、言葉遊び!
そういったものはがむしゃらじゃあ創れるものじゃない。
ちゃんと考えて、推敲して、ここはこうしたほうがいいって、ちゃんと考えなきゃいけない。
その度に、「もっとああできた」とか「もっとああしたい」とか、「ここはあんな感じ」とか。
なってく内に気づくんだ。あの頃の、誰かに見させてもらった夢は。
そういったものをひっくるめて、情熱の塊だったということに。
誰だって! 俺だって! 誰かに甘い夢を見させてみたい!
あの時の! あの衝撃を! 誰かに! 伝えたいんだ!!
すげえって!! ああなりたいって!! 言って欲しいんだ!!!
夢を見せてくれた人は、そう考えただろうか。ただ単純に、自分が好きなものを書いたんじゃないのか?
誰かの為じゃなく、自分のために、そうしたんじゃないのか?
そう思うたび、彼と俺との差に気づく。
「好きだから、いくらでも出来る」「気づくと書き始めて5時間経ってた」とかさぁ!
・・・・・・畜生。なんなんだよてめぇら!
あの日あの時あの瞬間。俺の目指した理想郷は。
まだ、あそこにあるだろうか。
日記はここで終わっている・・・・・・。