博多の夜は屋台から | nao23区飲兵衛

博多の夜は屋台から

日曜の3時くらいまで博多にいた。

久しぶりの飛行機なので、搭乗手続きやら荷物検査の要領を

忘れて、ズボンの中のものを出しても出しても、

検知器がピーピー鳴るので、

いい加減、ズボンを脱いで検査官に渡そうかと思った。


原因は、お尻のポケットに入っていた小型の折りたたみハサミ。

検査官の触手検査でも、手ぬぐいやらに挟まれた小さなものなので、

発見できず、危うく乗り遅れそうになった。


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水平飛行に移って、「段取りの整理」と、ペンを

出したら、気圧の低下で、インクが全部出てしまい、

乗務員にお絞りをもらって、万年筆の掃除。


 空港で待っていてくれた取引先と、一路博多屋台。 


彼が、親しげに”ソフトバンクの試・勝った?負けた?”

と聞くと、その場で野球話が盛り上がった。

互いに初対面。


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テレビで見たことのある博多の屋台街。

照明が強くて、映りがおかしいので、絞りを

効かせて、暗めに撮影。実際はかなり明るい。

節電は関係ないようだ。60ヘルツだからかな。


 「玄界灘の海のモン」が良い。


と、いったら初めての店を探し出してくれた。

周りはラーメン屋台ばかり。どこも賑っていた。


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店に入ると、お将が元気良く出迎え。


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カメラを向けると一応シャイな彼女。



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魚介の豊富な店で、ネタ選びは容易。

次々に注文したくなる。


この店の会話までが、ほとんど商談だったから、自分が

いくら食い意地がはっていても、味が半分位しか分からない。

今度一人で、腹を空かせてゆっくり着たい。


 店を出るとき、お将が、


「○○さん~、大陸××して稼いだら、また寄ってね~っ」


て、声をかけてきたから、

余程親しい店かと思ったら、初めての店との事。


他の客も何組かいるのに、会話は概ね盗み聞き。

「プロ精神躍如たり」と、言いたいが、


ここでは商談・会食は出来ないナ。

楽しい店だったので、仕事の話が終わってからまた来ようか。


話、一区切りで、”次、いきましょ~”


で、懇親会。

中洲のクラブの後は、多門通りの飲み屋横丁。


正午過ぎか夕刻に仕事初め。打ち合わせの後、金、土曜とも

午前様。3時過ぎまで付き合っていたから、

お互いにぐったり。


体はクタクタでも、とっても楽しい出張だった。


昔、漫画で「博多っ子純情」ってのがあった。

そんな空気を吸って来たような気がする。
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如何にも飲み屋横丁。