ガス欠
愛車がガス欠になった。
愛車といっても、やたら駐車禁止がうるさくなってから近所周りで愛用あいている原付バイクだ。
ガソリン携行缶が無いと思っていたが、イロイロ考えて思い出したのが、
ボート用のタンクだ。
”アレを持ち出して、ロートで流し込めば・・・”と思ってはみたが、持ち出すのが億劫だ。
しばらく使ってないから、荷物のしたに埋もれているのだろう。イヤダイヤダ・・・と、
思ってみたが、午後、電話のかかってこない時間にやってみることにした。
ガソリン缶の上に「女の子一人分」はあろうかと言う畳まれたゴムボートが載っている。
(これを動かすのが嫌だった)
気合を入れて、「せーの、」で持ち上げてガソリン缶に手が付くと、
後は意外に、勝手に体が動き出し、
駐車場で給油を済ませると、ガソリン缶の小さなヒビを補修しだしていた。
普段、電話とパソコンばかりの仕事だからか、
久しぶりの作業に爽快感を感じた。
やっぱり、アタマより体を使った仕事に本来向いているのかと、思った。
