幸福感に包まれる「一日暮らし」という生き方 | 情報雑貨屋@SAITO

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シンプルなんだけど、
だからこそ奥が深い一生のテーマ。


それは、
【一日暮らし】という生き方です。


この
一日暮らしという教えは、
江戸時代前期のとても優秀な

臨済宗の僧侶"道鏡慧端"という
人が説いたものです。


ただ、この
【一日暮らし】という教えは、
江戸時代のものなので、
解りやすいように現代語訳されてます。


それがこちらです。

~~~ここから~~~

ある人の話にどの人が言ったかわからないが、


『一日暮らしという生き方をするようになったら、
心もさわやかになって体のためにも非常によかった』


と聞いた。


なぜかというと一日は、
千年万年の初めであり、
その初めの一日をよく暮らすようにしていると、
その日は充実したものとなり、
それは一生をよく暮らすことにつながるからだ。


ところが人間というものは、
とかく翌日のことを考えて、
ああでもないこうでもないと、
まだ先のことについて取り越し苦労をして、
一日をむだに過ごしてしまい、
その日のことを怠りがちになる。


明日もあるから今日はこれでいいだろう、
という毎日が続いていってしまうと、
今日の一日という意識もなくなってしまい、
ついあてもない先のことを頼みとして、
その日の自分自身の緊張感がなくなってしまう。


明日やればいいと言っても、
その明日があるかどうかは誰にもわからない。


人の命は、はかないものだからこそ、
今日一日の生活はどうなってもいいということではなく、
今日の一日を精一杯つとめ励むべきなのだ。


どんなにつらいことでも、
一日のことだと思えば耐えられるし、
楽しみだって一日のことだと思えば
それに溺れることもない。


おろか者が好き勝手なことして親不孝をするのも、
人生は長いから、そのうち孝行すればいいなどと考え、
つい甘え心をおこしてしまうからだ。


どんなことでも、
今日一日が自分の生涯だという
気持ちで過ごせば、
無意味な時間を過ごすことなく、
充実した一日を過ごすことができる。


一日一日と思って一生懸命に生きれば、
百年でも千年でも充実して過ごすことができる。


これから先、
長い一生のことだと思うから、
荷が重くなってしまって大変なことになる。


一生は長いものだと思うけれども、
これから先のことやら明日のことやら、
一年、二年、また百年、千年先のことやら、
わかる人はいない。


死ぬまでが一生であると思って
長く生きることができるような気持ちになっていると、
一生という時の長さのついのせられてしまって、
だまされやすくなってしまう。


人生の中で一番大切なことは、
今日ただいまの自分の心なのだ。


それをおろそかにしていては、
翌日などというものはない。


今日をきちっと一生懸命に
務めるように心がけなければ、
明日という日も堕落した日になってしまう。


今日一日をしっかりと務め、
明日もまたそのような一日が
くるようにしなければならない。


世の中すべての人に、
先のことを考えてみることは、
誰にもあることだ。


しかし、
今ここにある、この一刻の、この今を、
どう生きるか、どう暮らすかを
考えている人は少ない。

~~~ここまで~~~

以上が江戸時代に説かれた

【一日暮らし】という教えです。


とっても良い教えだと思いませんか?


このように1日を大切にすれば
良い1日が積み重なり、
良い人生になると思います。


人生は1日1日の積み重ねであり、
1日は今の積み重ねなワケなので、
1日のクオリティを上げれば、
連続して未来も良くなります。


その結果、
人生が良くなります。


そのためには

・過ぎた事をウジウジ考えない
・未来の事を考え過ぎない

というのが大事かと。


過去に囚われること、
取り越し苦労ばかりする事をやめて、
今に集中して今年は生きてみて下さい。


ちなみに、

仏教の世界観では
1日は一生に見立てられます。



朝目覚める時が誕生で、寝る時が死です。


私たちは1日で1つの人生を
やってるようなものなので、

【今日=人生】という意識で
生きていきましょう。


 

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