一応、他社の兼ね合いがあるので早めの結果を、お願いしていた自分。

しかし、予想とは裏腹に2日、3日と経過し5日を過ぎても連絡が来ない。

この間に内定が出た会社から入社手続きに来て欲しいと言われ、複雑な心境のまま手続きに行った。

帝国は応募からかれこれ二ヶ月ほど経過している。

自分がアルバイトをしていた事もあり日程を詰められのかったのだが結構な期間が経過したものだな。

現場の意向確認だけなので、すぐに結果が出ると思っていたが、未だに出ないという事はダメだったんだろうか。

念のため、嫁さんとも最終的に両方から内定が出た場合、どちらにするか話し合いをしていた。

安定感や知名度なら帝国で決まり。

ただ、自分に合っているのだろうか。

学歴や入社年数にとらわれない、スピード感のある評価を求めている自分。

何せ安定した大企業を辞めた理由もそこにあった位だ。

帝国はやはり、一年以上は下積みがあるような事を言われたしな。

もう一社の方が、一気に駆け上がれる可能性が高いし、悩むところだ。


そうこうしているウチに、内定頂いた会社の出社日まであと4日となった。

もう、無いよな、帝国は。

しかしながら、最後のタイミングにふさわしく運命に弄ばれる事になる。

内定の連絡が入ったのだ。

ある意味入ってしまったというべきか。

取り敢えず一度、本社に来て下さいとの事で翌日向う事にした。

本社で話を聞くも、電話で聞いた条件と何ら変わりは無かった。

過去の経験や実績の加味は何も無い条件提示。

やはり大企業。

もう一社内定出たとこは多少、優遇してくれてるんだよな。

人の評価の仕方が垣間見えた。

そして、他社の事が気になるのだろう。

少し突っ込んで他社の内容を聞かれた。

社交辞令かもしれないが、是非来て欲しいとの事。

そして、30分も経たずに帝国を後にした。

内定受諾か否かの回答は明日行なう事にしてもらった。

正直、もう少し時間が欲しかったが、もう一社の出社日が3日後となっており、もう時間が無い。

9ヶ月にも及んだ就職活動だが最後はあっけないというか、慌ただしいというか…

何だか笑えるな。


そして、その晩、妻とじっくり話し合った。


そして、出した答えは…

帝国データバンク辞退。

本来は志望度はこちらが上だったのだが、色々と考えて、このような結果となった。

そして、翌日、帝国データバンクに、今までの礼を述べ、長かった就職活動は終了となった。


けど、もったいなかったかな~。

絶対もったいないよなぁ。

タイミングが悪過ぎたよ。

ま、何はともあれ自分で決断したんだから信じて進んでいこう。

さてさて、明後日の出社の準備でもするか。


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