恐る恐る、帝国データバンクへ電話を入れてみた。

担当 「申し訳ありません、お忙しいところ。明日の面接前にwebテストを受けて頂きたいのでご連絡いたしました。メールで詳しいご案内を送らせて頂きますので宜しいでしょうか」

(嫌とは言えないだろ…。ってか、絶対伝え忘れだろ、コレ。一週間前に面接通過連絡来てるんだから。とにかくハイと言うしかない)

私 「はい、畏まりました」

そしてその夜、バイトが終わり、自宅でメシを食べwebテストに取りかかる。

バイトで疲れてる中でのwebテストだが、忙しさに何だか充実感を感じた。

終わってみれば時刻は23:30を回っている。

結構、かかったなぁ。

幸いにも最近、SPIをかなり勉強したので、手応えはまずまずといったところだった。

そしてテスト翌日の最終面接。

大きな本社ビルの前にて、次にここに来る事はあるんだろうか。

ふと、そんな事を感じた。

一次面接で同席した男性に案内され、応接室へと通される。

部屋の中には男性が二人。

一人は50歳位で眼鏡をかけた、いかにも総務人事系といった感じで頭が切れそうな感じの方。

もう一人はかなり年配の、年齢だけで判断すれば会長のような雰囲気の男性だった。

いかにも最終面接といったメンツだ。

面接はオーソドックスなやり取りがなされたので、ある意味、一次面接よりもやり易く感じた。

途中、印象的だったのが「営業はとにかくハードです。但し収入も見合った物が得られます」といったフレーズ。

ネットの口コミでも、ハードな様子が伺えたので、正直だなと思った。

収入が得られるなら望むところ。

手もとの資料がチラリと見えたがレーダーチャートのような物だった。

恐らくテストの結果だろう。

チャートは各項目がMAX値に近い状態で記載されていた。

それを見て自信がついた。

もともとダメだと思っていたので、何も恐いものは無く言うべき事をきちんと、自信をもって伝えた。

そして、面接は終了。

手応えとしては、メンツを考えると悪くないんじゃなかろうか。

しかし、結果が一週間経っても来ない。

実はこの間に、もう一社の内定が出てしまって受諾していた。

志望度は帝国の方が圧倒的に高いので、早く結果が出ないと困る。

そして、最終面接から10日ほど経過し諦めていたころ帝国から連絡が入る。

衝撃的な事を告げられた。

担当 「先日の面接は通過いたしました。次は現場責任者との面接で最終となります」

ポカーン…である。

え?テストもして、二次で最終のハズじゃ…

大体、一社内定頂いてて、下手したら二週間後から出社しなきゃないのに今から最終面接って間に合わないだろ…

どうする俺?


次回に続く


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