ちなみに今回の募集はオープンポジションってやつで、決まった職種での募集ではありません。

応募者の適性を見た上で配属部署を探すってやり方です。

今回は障害者枠での応募なんですが障害者はこの形式が結構あるようです。

何故かというと、障害の度合いにより企業が配慮する度合いが異なり、じっくりと応募者の確認が必要になるからです。

やはり、一般的には事務などの職種に収まるのが障害枠には多いようです。

そんな背景もあり面接官の方々は私の経歴が予想外だったようで、自己紹介と職務経歴を一通り話した後、「事務系の方を想定してたんですが、経歴を拝見すると全く違うんですね。何だか管理職の方と話してるようだ」と。

さらに…

面A「宅建は、最初の不動産会社に入る前から持ってたんですか?」

私 「いえ入社してから取得しました」

面A「え!じゃあ、三ヶ月ちょっとで取ったって事?」

私 「はい。未経験だったので、せめてそれ位は意地でも取ろうと思ったのと、落ちたらクビと言われましたので…帰宅は遅かったんですが死ぬ気で勉強しました。おかげで三ヶ月、休日はほぼナシでした」

笑顔で言ってみた。

面A 「すごいねぇ、貸金業務取扱主任者も持ってるし。我が社も皆に取らせてるんだけど中々ね…」

面B 「けど、本当に事務にするのは勿体無い。何とかならんかねぇ」

面接官二人で私の職務経歴書を見て、そうだなぁ、事務には勿体無いなぁとやり合っている。

私 「お聞きしたいのですが、過去に障害枠の事務で入り、営業や債権管理などにキャリアアップした方はいないのでしょうか?」

面B 「そういうフローが無いんだよ、当社は。あってもいいとは思うんだけどね」

やはり、大企業。そんな柔軟性は無いんだろうな。

魅力的な部分はあるが一生、事務職ってのは俺にはちょっとなぁ…

話しを聞いてる限りマネジメントなどを行わせてもらえる道もなさそうだし。

約1時間フルに使い、終始、面接自体は良い雰囲気で終えた。

実績や資格の件も褒めてもらい、かなりの好感触。

た、だ、し…
障害枠という事で事務職以外の発展性が無いし、ジョブチェンジルールも制定されて無い、紐づいて収入アップも見込め無いのナイナイづくし。

どう、ひいき目に見てもマッチングしてるとは思えない。

ま、大企業だし面接の雰囲気良くてもアッサリお祈りだろうな。


そして、一週間ほど経ち、エージェントから電話が入った。

エ 「転職男さん!三井住友トラスト、面接通りました!」

私 「マジ?」


次回に続く

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