ここにいる皆さん、かなりヒートアップした状態じゃないでしょうか。

長年、弁護士や若年から高齢者、主婦から社長、クレーマーからヤクザまで交渉事に携わってきた私から見てもこの方はかなり弁が立つというか、人の心を掴むのがとにかく上手かった。

時には敢えてキレイじゃない言葉も使ったり、笑いも交えたり、参加者に意見を求めたりしていたが全て計算されているんだろう。

こういう人と一緒に働きたいと思う。

今まで数々の面接や説明会に参加したが、短時間の中で「この人と一緒に働きたい」と思えたのは、それほど無い。

より一層、志望の意志が固まった。

そして、この男性のパートは終了。

再び先ほどの女性社員がやって来て、手元にあるアンケートの記入を促された。

記入をしながら呼ばれた方は別室に移り、集団面接を受け、アンケートの記入が終わっていなければ再度、記入に戻り終われば各自退席という進行だった。

集団面接かぁ。

時間も時間だし、一人あたりの発言はかなり限られる。

ワンチャンスってとこだろうな。

アンケートは志望動機や本日の説明会についての感想など、その人の考え方を知りたいのかな?というような内容だった。

やがて名前が呼ばれた。

同時に呼ばれたのはハッキリ覚えていないが八人位だろうか。

ぞろぞろと隣の部屋に移動させられる。

室内には先程の男性社員とは別の男性社員が二人居た。

応募者が座ったあと、「説明会、お疲れ様でした。遅い時間までお付き合いいただきありがとうございます。この面接で本日は終了になります。それでは、人数的に時間も限られていますので、お一人三分を目処に志望動機と入社後にやりたい事を仰って下さい。では、どなたからでも結構ですので、どうぞ」

端の男性が真っ先に挙手をした。

は、 早いな…

その後、タイミング的に終わりから二番目になってしまった自分。

自己採点としては…
50点ってとこでしょうか。

三分という時間を意識し過ぎて多少早口になってしまったかな、と。

けど、コンサルタントはこのような咄嗟に、限られた時間で明確に伝えるべき事を伝えられないんじゃあ失格でしょう…


緊張したという言い訳は通用しません。

まぁ、超スローリーな聞いててイライラする方もいたのでそれよりはマシでしょうけど。



そして説明会兼面接は終了。

その後の結果連絡は予想通りの、お祈りメール。

あの面接の受け方じゃあ落ちるよな。自分でもダメだと思ったもの。

さてさて、次の面接は。

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