何はともあれ面接官に間違いない。
見た感じは黒髪に黒メガネ。
髪型は若い兄ちゃんによくいる感じで動きをつけたかんじだ。
。
短髪が好きな俺からするとチョット長いんじゃない?って感じ。
おまけに目つきが悪く、何となく陰湿な印象を受ける。
ま、面接官も緊張してるんだろうな。
どうも、眉間にシワが寄りぎみ…
そんな中、面接が始まった。
まずは私の簡単な職歴の説明とそれぞれの退職理由を求められた。
経験上、若い面接官に多い気がするが突っ込んだ質問が早速飛んできた。
長年のキャリアを捨てた後に飛び込んだ業界の会社を何故半年で辞めたのか?と。
私 「営業をやりたくて選んだにも関わらず、雑用が多かったんです。それでキチンとした営業をやりたくて転職しました」
面 「でもそれは、やり方を覚える為に必要な準備期間ではなかったんですか?何故、もう少し続けなかったんですか?」
ハイハイ、何かトラブルがあったんじゃないかと目を付けたワケですね。
うむ、真面目に仕事してるね。
私 「当時、宅建の勉強会で新人が集まる機会があったんですが周りの話しを聞いても営業させてもらえる時期が読めない感じでした。忙しく為か、どの店も雑用要員が必要な様子でしたし、新規客の反響を取っても先輩が持っていく風土でした。面接の時は「直ぐに営業させる、稼げる」と言われたものの実際には全く違っていました。成果はすぐに出せる自信があったんですが、そんな状況では歩合で稼ぐ事も出来ず、基本給だけでは生活が成り立たない為、すぐに稼げる会社に移る必要がありました。妻が主婦の上、住宅ローンも抱えておりましたので」
暗に、「そんな状況なら普通、転職するだろうよ。ぶら下がる方が能力無い証拠じゃない?自信があるから転職考えたんだよ」とメッセージを込めて言い放った。
面 「なるほど…」
少しの間、書類に目を落とし何か考えている様子だ。
面 「直前の会社は、以前長年在籍した業界に戻ったのにも関わらず、先行き不安という事で辞めてますが、その業界の事をきちんと調べなかったんですか?」
私 「勿論調べました。ニッチ産業という認識で、伸びる事は無いものの消える事は無いと思いました。ただし、入社後に社長から直接、今の状況では会社を続けるのは厳しい。お前の宅建を活かしコンサルティングをやりたいと思っている、と言われた物の何らアクションが無かったんです。更に営業推移を見たもののジリ貧で、二代目社長という事もあり、経営センスが無いと判断し、将来長くはもたないと感じました。また業務改善の提案をしても、反応が無かったので見限りました。営業会議も一度も無かった位です」
面 「うーん…」
同じ状況下なら辞めないかい?
それとも沈んで行く会社にしがみつくかい?
以前、某エージェントから「退職理由は面接官に『それなら辞めるのも仕方無いですね』と同調される様にする事がポイントと聞いていたので、そのようにアピールしてみた。
効いたのかは分からないが面接官からは追加の質問は出て来なかった。
次回に続く
【東京. 転職男の面接、転職、体験談。 口コミ、評判が気になる方にもオススメ】
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見た感じは黒髪に黒メガネ。
髪型は若い兄ちゃんによくいる感じで動きをつけたかんじだ。
。
短髪が好きな俺からするとチョット長いんじゃない?って感じ。
おまけに目つきが悪く、何となく陰湿な印象を受ける。
ま、面接官も緊張してるんだろうな。
どうも、眉間にシワが寄りぎみ…
そんな中、面接が始まった。
まずは私の簡単な職歴の説明とそれぞれの退職理由を求められた。
経験上、若い面接官に多い気がするが突っ込んだ質問が早速飛んできた。
長年のキャリアを捨てた後に飛び込んだ業界の会社を何故半年で辞めたのか?と。
私 「営業をやりたくて選んだにも関わらず、雑用が多かったんです。それでキチンとした営業をやりたくて転職しました」
面 「でもそれは、やり方を覚える為に必要な準備期間ではなかったんですか?何故、もう少し続けなかったんですか?」
ハイハイ、何かトラブルがあったんじゃないかと目を付けたワケですね。
うむ、真面目に仕事してるね。
私 「当時、宅建の勉強会で新人が集まる機会があったんですが周りの話しを聞いても営業させてもらえる時期が読めない感じでした。忙しく為か、どの店も雑用要員が必要な様子でしたし、新規客の反響を取っても先輩が持っていく風土でした。面接の時は「直ぐに営業させる、稼げる」と言われたものの実際には全く違っていました。成果はすぐに出せる自信があったんですが、そんな状況では歩合で稼ぐ事も出来ず、基本給だけでは生活が成り立たない為、すぐに稼げる会社に移る必要がありました。妻が主婦の上、住宅ローンも抱えておりましたので」
暗に、「そんな状況なら普通、転職するだろうよ。ぶら下がる方が能力無い証拠じゃない?自信があるから転職考えたんだよ」とメッセージを込めて言い放った。
面 「なるほど…」
少しの間、書類に目を落とし何か考えている様子だ。
面 「直前の会社は、以前長年在籍した業界に戻ったのにも関わらず、先行き不安という事で辞めてますが、その業界の事をきちんと調べなかったんですか?」
私 「勿論調べました。ニッチ産業という認識で、伸びる事は無いものの消える事は無いと思いました。ただし、入社後に社長から直接、今の状況では会社を続けるのは厳しい。お前の宅建を活かしコンサルティングをやりたいと思っている、と言われた物の何らアクションが無かったんです。更に営業推移を見たもののジリ貧で、二代目社長という事もあり、経営センスが無いと判断し、将来長くはもたないと感じました。また業務改善の提案をしても、反応が無かったので見限りました。営業会議も一度も無かった位です」
面 「うーん…」
同じ状況下なら辞めないかい?
それとも沈んで行く会社にしがみつくかい?
以前、某エージェントから「退職理由は面接官に『それなら辞めるのも仕方無いですね』と同調される様にする事がポイントと聞いていたので、そのようにアピールしてみた。
効いたのかは分からないが面接官からは追加の質問は出て来なかった。
次回に続く
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