私 「そうですね、とても魅力的なのですが結婚しておりますので
妻と話合わないと、流石に独断で決める訳にはいきません。
改めてご連絡させていただけないでしょうか」

面 「ははっ、それはそうですよね。分かりました、
では良いご返事をお待ちしています」


何となく、女のコに「ウチに寄ってく?」と聞いたら
アッサリと「今日は用事あるから」とかわされ、
「あぁ、そうだよね、ははっ」みたいなシチュエーションを
思いだしてしまった(笑)


そして、面接は終了した。


妻に話したら、即「やめときなよ」と言われるんだろうな。

自分よりかなりの現実主義の妻。

家に帰り、面接の内容を話してみた。

すると、

妻 「ええやん。そこにしいや」

私 「え?ホンキで言ってんの!?」

妻 「そうや。だって、稼げてポストも手に入るんならええやんか」

私 「いや、面接では人欲しいから上手い事言うけどさ、
実際分からないし話が上手すぎて俺はチヨットな…」

妻 「あかんかったら、就活しながら働いたらええんちゃう。
また、転職したらええねん。何か仕事も楽そうやん」

私 「いやいや、そう簡単にはいかないよ。休みは平日に
一日だけだし、大体、職歴上、短期間で辞めたら人生詰んじゃうって」

妻 「けど、もう働いて欲しいねん…」

私 「それは悪いと思ってる。俺が安定企業辞めたから
こんな生活になって、共働きになってしまってるのも
申し訳ないと思う。けど、もうリスクのある会社には決められないよ」

妻 「そっかぁ…」

妻は残念そうだった。

仕事嫌いの妻に働かせるのは偲びないし、自分のプライドとして
自分の稼ぎだけで養うのが理想だし、実際に昔はそうしていた。

本当に申し訳ないとは思う。

私 「30歳位ならトライする価値はあるけどね。急展開して、
ポストと高収入を得られそうな夢はありそうだし。でも、
今の俺には無理だよ。ギャンブルすぎる」

妻 「うん、分かった」


その二日後、大手転職サイトからこの企業のメールボックスに
メールが届いた。

実は今回の件は大手転職サイトが事務局として間に入っているのだ。

メールの内容は「企業様から下記メールが届いておりますので、
ご確認の上、ご連絡下さいませ」といったものだった。

その内容は「転職男様、先日は当社の面接にお越し頂き
ありがとうございました。何かご不明な点がございましたら、
お気軽にお問い合わせ下さい」というもの。

もしかすると、内定のターゲットに入っているのだろうか。
他の応募者との比較選定だろうか。

しかし、この時は他に志望度が高い企業もあり、このタイミングで
選考を進めてもらう気持ちは無かったし、ましてや内定が
出たとしても行く気にはなれなかった。

そして、事務局に選考辞退メールを送った。

割り切って考えれば収入面やポストの可能性は悪く無いとは思うが、
さすがに今の自分の状況ではなぁ…


余談ですが、私の読者さんでもココを受けたという方がいました。

いやはや、関東いえども狭いですねぇ。


さてさて、次の面接は。



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