今回の面接はメディカルエイド。

応募した理由は歩合つきで給料がまあまあなのと、設立から浅くポストが狙えそうな事、それと顧客のカウンセリングという接客力を活かせる点である事だった。

関東進出の為の採用という事で面接は貸会議室で行われた。

開始時刻の10分前になったので、指定のフロアに行き部屋の前に行くが薄いドアのせいか中の声がマル聞こえで、どうやら前の方が面接中らしい。

盗み聞きするのも何なので、その場所を離れ廊下に移動した。

少しすると、部屋から応募者と思われる方が出てきた。

中から明るい声で、何かあれば気軽に電話下さいね、と聞こえてきた。

好感触だったのだろうか。

少しプレッシャーに感じた。

出てきたのは若い男性だった。

俺みたいなアラフォーに比べたら、素直で将来性がありそうだな。

そして少しの間を取り、部屋に向いドアをノックした。

すると、中肉中背の男性が笑顔で出てきた。

挨拶をすると、「はじめまして、申し訳ないのですが前の方の面接が終ったばかりなので部屋の中で少しお待ちいただけますか?」

すると男性は部屋を出て隣りの部屋に移り携帯で誰かと話し始めた。

どうやら壁が薄いらしく、ほぼ会話の内容が分かる位だが会社に電話している様子で、只今終了しましたといった内容だった。

やがて男性が部屋に戻り面接スタート。

面接官は、雑談を始め笑顔で話しやすい感じだが、どことなくヤリ手というかしたたかというか、そんな印象を受けた。

年齢は40代半ばか、後半位だろうか。

履歴書と職務経歴書を確認しながら経験した仕事とそれぞれの退職理由を聞かれた。

その中で驚く発言があった。

面「この、○○社知ってます。××にある会社ですね」

私 「!」何故知ってる!?応募先企業の本社とは別の都道府県だ。

その○○の場所は関西だが、今回の面接地は関東、どんな接点だ?

面 「実は私、昔金融関係の会社勤めでこの辺(○○の近く)だったんです」

私 「あぁ、そうなんですか?ちなみに△駅近くですね、□百貨店の近くで」

面 「ああ、やはりそうですね。知ってます」

私 (もと、同じ系統の業界か。どうりで雰囲気が独特のものを感じたワケだ)

よいのか悪いのか親近感が湧いた気がする。


次回に続く


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