最終面接当日。

先日と同じ部屋に通された。
何故だか緊張感があまり無かった。

良いのか悪いのか、気持ち的にあまり乗り気でないのだろうか。

少しすると、男性が入室してきた。

ホームページで見たので分かる。
社長だ。

私 「お忙しい所お時間頂きまして、ありがとうございます。転職男と申します。本日は宜しくお願いいたします」

社長はニヤリとしながら、こう言った。

社 「何かキミ、いいねぇ」

履歴書写真の人相が悪いせいか、会うとソフトな感じで雰囲気が違うねとよく言われる。

ま、いい事か。

私 「ありがとうございます!」

最初は自己紹介を求められた。
最初の就職先から順番に仕事内容や退職理由を述べていった。

多少、細かい質問はあったが恐らくこれがメインの質問と思われる質問が飛んできた。

しばらく、私の職務経歴書に目を落とし何か考えていた様子の後に、こちらをジロリと見て一言。

社 「もつのかねぇ」

二年で三社転職してる人間がウチでもつのか?という質問。

私が社長でもそう思うに違いない。

私 「正直なところ、もつかどうかはやってみないと分かりません。ただ、自分と会社のベクトルが合えば必ず実績を出す自信はあります。直近では転職が多いですが、全て前向きな理由で退職しております。以前の経歴をご覧いただいたと思いますが、ベクトルさえ合えば実績を出し末長く勤めると思います」

社 「んんん…」

真剣な表情で何か考えている。

社 「分かった。じゃあ、ちょっと営業呼んでくるから待っててくれ」

私 「はい、ありがとうございました!」

ふぅ~、ヤマは超えたかな。

少しすると、一人の男性が入室してきた。

私 「先日は、お忙しい所ありがとうございました」

一次面接の最初に説明をしてくれた課長だった。

てっきり、社長と新たな誰かの面接かと思いきや課長一人だった。

課 「あぁ~、先日はどうも。一度、お話してますものね…」




次回に続く


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