1話完結のお話 イジメについて

 

昨日のブログの流れで

書こうと思っていたのですが

 

同じ様な経験をされた方が沢山居た事と

賛否両論な意見を頂いたので

今日は1話完結で書きたいと思います。

 

 

20年以上前の話です。

 

亡くなった母の妹である叔母。

 

叔母の次男のユキくんは小学校低学年の時

難病である膠原病を患った。

 

 

入退院ばかりを繰り返し

ステロイド剤を飲んでいて

 

 

勉強は遅れ

ステロイド剤の影響で身体は他の子より断然小さかった。

 

 

 

そして、高校受験を控えた中学三年。

将来、自分は普通の企業では働くことができないと思ったユキくんは、

手に職をつけるため、私立に行くことにした。

 

 

 

いよいよ高校入学。

ユキくんは、他の子より体が小さい事、

また薬の影響で浮腫んでしまった顔を理由に

イジメに遭ってしまった。

 

 

 

 

そして5月のある日

 

自分の部屋で自死をしてしまったのだ。

 

 

 

勿論、同情し哀れんでくれる人の方が多かったけれども

 

「死ぬぐらいなら闘えば良かったのに」

「そうなる前に誰かに相談すればよかったのに」

 「イジメと勘違いしただけじゃないのか」

 最悪は

「そんな高校を選んだ本人が悪い」

 

 

 

 

イジメに遭い、死という制裁を受けたにも関わらず、被害者が悪者にされてしまう。

 

 

 

死を選んでしまうほどの辛い思いをし、

死を選ぶ以外の選択ができなくなるほど

正常な判断ができなくなる。

 

 

 

本当に悲しい世の中。

 

 

 

今、人間関係で苦しまれてる方。

 

頑張らなくていいんですよ。

 

 

遺されて悲しみの中にいる方。

 

頑張らなくていいんですよ。

 

 

命あってこそです。

 

 

 

叔母は今でも言います。

 

「周りに10人居たら、良い人は1人居るか居ないかや!」と。

 

引用 不倫夫 モラハラ夫 DV夫から離婚