スピリーバ(チオトロピウム)にはカプセルとレスピマットの2種類が存在する。

 ・スピリーバ1.25μg レスピマット60吸入、スピリーバ2.5μg レスピマット60吸入

 ・スピリーバ吸入用カプセル18μg

 

今回はこちらの2種類の違いについてメーカーに電話で確認した。

 

適応

 カプセル:COPD(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害にもとづく諸症状の改善

 レスピマット:COPD(慢性気管支炎、肺気腫)、気管支喘息の気道閉塞性障害にもとづく諸症状の改善

  (1.25㎍は気管支喘息のみ)

 

用法

 カプセル:1日1回1吸入

 レスピマット:1日1回2吸入

 

同じ適応(COPD)における治療効果

 同等。

 レスピマットはカプセルよりも1日に吸入する薬剤の量が少ないが、伝達効率が高いため効果は同等になるとのこと。

 

その他

 カプセル:25度以下で保管(多くは冷蔵庫(無難))。専用の吸入器(ハンディヘラー)が必要。自分のタイミングで吸えるが、力が必要。

 レスピマット:力はそれほどいらないが、タイミングを合わせる必要がある。ボンベのセットや準備動作が少し複雑。

 

おまけ

 カプセルもレスピマットも抗コリン作用には注意が必要。

 閉塞隅角緑内障、前立線肥大による排尿障害の患者には禁忌。また、口渇の副作用に注意。