" それ “ がいる森 おかえり | 櫻葉への扉、妄想ブログ

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相葉さんが好きです
櫻葉さんが好きです
完全に自己満ブログです

 *英二くん語りです 
雅紀の週末の続きですお願いしますおねがい


梅雨の晴れ間

せんべい布団を干した後に相葉くんの匂いがするからだろう 枕をギュッと抱え 立てかけているスマホに時々視線を送りながら 縁側に寝転ぶ櫻井さん


その傍で殿が毛繕いをしている


本当は俺一人で泊まりに来るはずだったが 車に乗った瞬間に殿が当たり前のように乗って来た 母ちゃんが苦笑いしながらご飯やら殿の荷物を渡して来る


ちょっと機嫌が悪い殿に必死に言い訳?しながら相葉くんの家に到着する


「 翔ちゃん行ってくるからね 」

何回も髪を撫でおでこにキスして 相葉くんの方が辛そうだ


意外だった


相葉くんはずっとこの森を大切にして来た 


役場の仕事関係なしに農家さんのお手伝いもする。自然に関わる仕事にぜひ来て欲しいとずっと頼まれていたから 櫻井さんも連れて行くとばかり思っていたが やはり飛行機移動が不安だったようで 1人で向かったから



2日分の美味そうなご飯
メニューも綺麗にタッパーに分けられて俺はご飯を炊くだけ



昼飯前


櫻井さんの後ろ姿を見ていた

俺より年下だけどそこまで離れてない それでもすごく幼く感じる時がある




子供の頃

母ちゃんが少し外出するだけで末っ子が探して泣き出すから 必死で気が付かせないようにしていた留守番を思い出す


「 天気大丈夫かな? 」
「 雅紀どうしてるかな? 」


俺の前では相葉と呼ぶのに寂しいのだろう雅紀呼びになってる


マサキが出ているY○○Tubeを見せたらご機嫌だからって相葉くんに言われたけど チラリとも見ないで空を見上げてる



こんな時に気の利いた言葉が出ない俺は必要以上に話しかけなかった



「 雅紀!」
メッセージが来ると飛び起きて 夜にはリモートで話をしているみたいだ



明日相葉くんが帰って来る 待ち遠しく眠れないのか寝返りを繰り返す櫻井さん 肩が震えて泣いているのか?

 

「 あの?櫻井さん大丈夫ですか?」
「 はい、すみません小峠さん。大丈夫ですそれに雅紀に英二くんのお布団に入ったらダメって言われてますから 」


は?


イヤイヤ布団に入れねぇよ
殿は掛け布団の上に乗ってるし ヤキモチが凄い そうしているうちに寝息が聞こえ安心した


ふとん1ふとん2ふとん3

ソワソワ


今日も布団を干して家の掃除の後外に出て まだかな?って落ち着かない様子が微笑ましい


車の音
相葉くんが櫻井さんを呼ぶ声
2人の笑い声


無事に帰って来た
良かった


俺が外に出たら縁側に敷いてあるせんべい布団 わぁフカフカだねって喜ぶ相葉くん 俺に気が付いて英二くん本当ありがとう翔ちゃんがお世話になりました お土産だよって焼酎を渡しながら 翔ちゃん眠いの?ギュッ♡



小峠さんのお布団には入らなかったよ!っておいおい元気いっぱいに何の報告だよ 


そっかぁ♡なんて言いながら俺を見た相葉くんの目は笑ってない



相葉くん一刻も早く俺を帰そうとしてるね


役目も終わったし帰ろうとしたらすでに殿は車に乗っていた 


「 小峠さんありがとうございました 」


相葉くんに抱きしめられながらお礼を言ってきた櫻井さんは 普段通りの男前に戻ってた

  

「 雅紀おかえり 」
「 ただいま翔ちゃん 」


手洗いうがいの後
せんべい布団にゴロンした


(*´(〃  )ハートグリーンハート


離れていた時間を埋めるようにしばらく抱き合ったままのふたりだった



相葉くんおかえり🌳🍃